2011年 12月 19日 13:07 JST
[ソウル 19日 ロイター] 北朝鮮の国営テレビは19日、最高指導者の金正日総書記が17日に列車で現地視察に向かう際に死去したと報じた。69才だった。
金総書記は2008年に脳卒中に見舞われ、その後北朝鮮では息子の金正恩氏を後継者として権力移譲が進められていた。
[ソウル 19日 ロイター] 北朝鮮の国営テレビは19日、最高指導者の金正日総書記が17日に列車で現地視察に向かう際に死去したと報じた。69才だった。
金総書記は2008年に脳卒中に見舞われ、その後北朝鮮では息子の金正恩氏を後継者として権力移譲が進められていた。
【ソウル時事】韓国の李明博大統領は18日の日韓首脳会談で、旧日本軍の従軍慰安婦問題で強く政治決断を求めた。日韓首脳会談で韓国側が慰安婦問題の解決を具体的に提起したのは初めてとみられ、同行した韓国大統領府報道官によると、大統領は発言の大部分を慰安婦問題に割いた。報道官は「張り詰めた緊張感の中で進められ、残念な思いが強く残る会談だった」と異例の発表。強い姿勢に出ざるを得ない状況を招いた日本側を批判した。ただ、問題解決は日本頼みなのも現実だ。
【ソウル=仲川高志】韓国陸軍と空軍は23日、北朝鮮の軍事挑発を想定した大規模な合同訓練を、北朝鮮との軍事境界線に近い韓国北部・京畿道(キョンギド)抱川(ポチョン)で行った。
海軍も同日、韓国北東部・江原道(カンウォンド)巨津(コジン)港沖の日本海で海上砲射撃訓練を実施した。
一方、北朝鮮メディアによると、北朝鮮の金永春(キムヨンチュン)人民武力相は23日、平壌(ピョンヤン)での演説で「敵が意図的に情勢を戦争の瀬戸際へと追い込んでいることに対応し、必要な場合に核抑止力に基づく正義の聖戦を開始する万端の準備を整えている」と反発する姿勢を示した。
ギブス米大統領報道官は韓国軍の大規模訓練を前にした22日の記者会見で、「事前に十分広報され、透明かつ自衛目的の演習は、北朝鮮側の反応を呼びうるものではない」と述べた。米国の支持を明確にし、北朝鮮をけん制したものだ。
(2010年12月23日21時45分 読売新聞)
一方、李大統領はこの日、業務報告を受けた際、安全保障に関する指示を何回も下した。
午前中の業務が始まる際には、金滉植(キム・ファンシク)首相に対し、「すべての公務員と政府関係者は緊張を緩めず、非常時の勤務態勢を維持するように」と指示した。また、法務部の業務報告の際には、「北朝鮮は韓国の国論が分裂したとき、韓国を見下した態度を取る。このようなときこそ、国民が一つにまとまることが重要だ。安全保障の確立は、強固な国防力だけでなく、一つにまとまった国民の力によって実現する」と述べた。
また、大統領府の金姫廷(キム・ヒジョン)報道官によると、李大統領は「安全保障や生活安全に関しては、当面の問題を解決することも重要だが、根本的な対策を講じるべきであり、根本的な解決は、教育を通じて成し遂げるべきだ」として、児童・生徒や教師はもとより、検察や警察など、安全保障や生活安全に関わる機関に対し、特別な教育を行う必要性を強調したという。このほか、検察に対しては、「大韓民国は地球上で唯一の分断国家だ。分断国家で国のアイデンティティーを守り、経済を発展させていくためには、特別な取り組みが必要だ」と述べた。これは検察に対し、防ちょうや公安に関する活動の重要性を指摘したものと考えられる。
2010/12/21 10:22:00
【ソウル28日聯合ニュース】青瓦台(大統領府)は28日、李明博(イ・ミョンバク)大統領が同日行われた中国の戴秉国国務委員(副首相級)との面談で、北朝鮮核問題をめぐる6カ国協議の再開を論議するときではないとの立場を明確にしたと明らかにした。
青瓦台の洪相杓(ホン・サンピョ)弘報(公報)首席秘書官は、「(面談では)6カ国協議と関連し、中国側の言及があったが、重点的に論議されなかった。今は6カ国協議再開を論議するときではないという点を明確にした」と伝えた。
北朝鮮による延坪(ヨンピョン)島への砲撃で、韓国政府は、「西海五島」と呼ばれる延坪島を含む黄海上の5つの島で軍の戦力を大幅に増強する方針を固めました。さらに、28日からはアメリカと韓国の合同軍事演習が行われる予定で、南北間の緊張がさらに高まっています。
韓国の李明博(イ・ミョンバク)大統領は25日、緊急安保経済点検会議を開き、黄海上の北朝鮮に近い島々での軍の戦力を大幅に増強する方針を固めました。また、今後、予想される北朝鮮の挑発行為に対して、より積極的に対応できるよう交戦規則を改定することを決定しました。李大統領はさらに、北朝鮮の脅威には「世界最高の装備を備え、徹底的に対応していくべき」と決意を述べました。
【ソウル時事】公明党の山口那津男代表は22日、ソウルの青瓦台(大統領府)で李明博韓国大統領と会談した。大統領は席上、北朝鮮が米専門家らにウラン濃縮施設を公開したことに関し、「濃縮ウランを事実上保有していることが明らかになった。日米韓3カ国で協議し、北をけん制するための合意づくりが必要だ」と強調した。