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2010/11/28

【延坪島砲撃事件】 中国緊急記者会見 武大偉代表の主な発言内容

武大偉代表の発言内容 
 【北京共同】中国の武大偉朝鮮半島問題特別代表が28日開いた記者会見での主な発言内容は次の通り。

 朝鮮半島情勢に適切に対応するために(北朝鮮が核放棄を約束した)2005年9月19日の6カ国協議共同声明に基づき、中国は慎重に検討し、12月上旬に北京で6カ国協議の首席代表による緊急会合を開催し、各国が懸念する重大問題について意見交換することを提案する。

 朝鮮半島情勢には最近、一連の複雑な要素が現れている。国際社会、特に6カ国協議メンバーはこれについて皆深く懸念している。

 05年9月19日の共同声明を全面的に実行するという重責を負っている6カ国協議の首席代表は(朝鮮半島をめぐる)重大問題について意見交換し、半島の平和と安定維持、北東アジアの緊張した情勢緩和のためにしかるべき貢献をする必要があると中国側は考えている。

 6カ国協議は、各国間の意思疎通を強化し、半島の非核化プロセスを推進し、半島と北東アジア地域の平和と安定を維持するために重要な役割を果たしてきた。

 6カ国協議の早期再開は中国の一貫した立場であり、中国はそのためにたゆまぬ努力をしている。

 今回の緊急会合は6カ国協議再開を意味しないが、再開に向けた条件づくりに役立つことを望む。

2010/11/28 19:49 【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/201011/CN2010112801000495.html


鳩山由紀夫前首相「このままいくと来年選挙かもしれない」「自民党中心の政治に時計の針を逆戻りさせたら大変なことになる」

「来年選挙かも」と鳩山前首相が早期の衆院解散に言及
2010.11.28 19:39
鳩山由紀夫前首相 民主党の鳩山由紀夫前首相は28日、菅政権を取り巻く状況の厳しさを念頭に、来年の衆院解散・総選挙に追い込まれることもあり得るとの認識を示した。「次の選挙は厳しくなろうかと思うが、いつあるか分からない。このままいくと来年選挙かもしれないという状況にもなりつつあると思う」と述べた。

 菅直人首相との27日の会談で「政権交代した意義を失わせて、自民党中心の政治に時計の針を逆戻りさせたら大変なことになる。それだけはさせてはいけないという気持ちは、私や小沢一郎元代表も同じだ」と伝えたことを紹介。「私や小沢氏も役割があればしっかり頑張る」と挙党態勢の必要性を強調した。茨城県内2カ所での講演で述べた。


【6ヶ国協議】北朝鮮は再開に意欲を示すようになったが、韓国は哨戒艦沈没事件以降再開に否定的な立場をとってきた

6カ国協議
 北朝鮮の核問題解決に向け、日米中韓ロと北朝鮮の6カ国で行われる協議。北朝鮮のウラン濃縮疑惑が発覚し、1994年の米朝枠組み合意が事実上ほごになったことを受け、中国を議長国として2003年に始まった。05年9月には、北朝鮮の核放棄をうたった共同声明を採択した。

 同協議は、北朝鮮が核放棄の検証に難色を示したため08年12月以降中断。北朝鮮は金正日総書記の後継体制確定などを経て再開に意欲を示すようになったが、韓国は今年3月の哨戒艦沈没事件、今月の延坪島砲撃事件と軍事挑発が相次いだことから、再開に否定的な立場を取ってきた。(時事)
(2010/11/28-19:42)



【延坪島砲撃事件】 6ヶ国協議、日本は米韓両国と緊密に連携して慎重に対応する方針

共同通信
日本、米韓と連携し慎重対応 中国提案の6カ国協議

 日本政府は、朝鮮半島情勢の緊張緩和に向け中国が28日に提案した6カ国協議の緊急代表者会合開催について、米韓両国と緊密に連携して慎重に対応する方針だ。福山哲郎官房副長官は記者団に「韓国、米国としっかり連携しながら慎重に対応したい」と強調した。

 政府筋は6カ国協議が核問題を協議する場であると指摘した上で「韓国がどう考えるかだが、砲撃問題を扱うのはどうか」と中国の提案に疑問を呈した。武力攻撃を受けて対話に応じたとなれば「北朝鮮に誤ったメッセージを送りかねない」(外務省筋)ためだ。

 中国はこれまでも6カ国協議に意欲を示してきた。だが日米韓は北朝鮮が関与した3月の韓国哨戒艦沈没事件を受け「再開には北朝鮮の誠実な態度が確認されることが必要」との立場で一致。

 菅直人首相も北朝鮮による韓国砲撃後の25日、「米国や他国を交渉の場に引き出す狙いがあるのではないか」と指摘し、早期の協議再開に否定的な考えを示している。

2010/11/28 19:26 【共同通信】

李大統領、「今は北朝鮮核問題をめぐる6カ国協議の再開を論議するときではない」 中国の戴秉国国務委員との面談で

聯合ニュース
2010/11/28 18:13 KST
青瓦台「6カ国協議再開を論議するときではない」

【ソウル28日聯合ニュース】青瓦台(大統領府)は28日、李明博(イ・ミョンバク)大統領が同日行われた中国の戴秉国国務委員(副首相級)との面談で、北朝鮮核問題をめぐる6カ国協議の再開を論議するときではないとの立場を明確にしたと明らかにした。

 青瓦台の洪相杓(ホン・サンピョ)弘報(公報)首席秘書官は、「(面談では)6カ国協議と関連し、中国側の言及があったが、重点的に論議されなかった。今は6カ国協議再開を論議するときではないという点を明確にした」と伝えた。

中国緊急記者会見  12月上旬に北朝鮮の核問題を巡る6カ国協議の首席代表による会合を北京で開くよう提案

2010/11/28 17:54 (2010/11/28 18:48更新) 情報元 日本経済新聞 電子版
中国、6カ国協議の首席代表会合を提案 12月上旬に

28日午後、北京市内の中国外務省で記者会見する武大偉・朝鮮半島問題特別代表=共同


 【北京=佐藤賢】中国の武大偉・朝鮮半島問題特別代表は28日、北京で緊急に記者会見し、12月上旬に北朝鮮の核問題を巡る6カ国協議の首席代表による会合を北京で開くよう提案すると発表した。朝鮮半島の緊張緩和が目的。北朝鮮による韓国・延坪島(ヨンピョンド)への砲撃や米韓合同軍事演習を踏まえ、関係国による対話の機会をつくる狙いがある。

 武氏は「今回の交渉は6カ国協議の再開を意味するものではないが、再開の条件づくりに資するよう希望する」と強調。日米韓は6カ国協議の再開には北朝鮮による具体的な非核化の取り組みが必要として慎重姿勢を示しており、議題を喫緊の朝鮮半島情勢に限定することで、参加の承諾を得たい考えをにじませた。

 中国外務省が緊急記者会見を開くのは極めて異例。「重要情報を発表する」としていた。

【中韓会談】 戴秉国国務委員「中国は朝鮮半島の平和維持のため、一貫して対話を促進しており、その平和を破壊するいかなる行為にも反対する」

2010-11-28 15:52:45 中国国際放送局
韓国大統領、戴秉国国務委員と会談


 韓国の李明博(イ・ミョンバク)大統領は28日ソウルで、韓国訪問中の中国の戴秉国国務委員と会談し、朝鮮半島情勢や中韓関係をめぐり、長時間にわたって突っ込んだ意見交換が行われました。

 双方は、現在の朝鮮半島情勢に懸念を示すとともに、関係各方面は真剣に対話を行って、情勢を緩和させ、朝鮮半島と東北アジア地域の平和と安定を維持するため共に努力すべきだという考えで一致しました。

 李明博大統領は、中国が朝鮮半島の平和と安定に果たした役割を評価しました。それに対し、戴秉国国務委員は「中国は朝鮮半島の平和維持のため、一貫して対話を促進しており、その平和を破壊するいかなる行為にも反対する」と表明しました。

 中韓関係について、双方は「戦略的パートナーシップの発展は両国の利益に合致する。両国関係のさらなる発展のため、共に努力していきたい」との姿勢を示しました。(訳:FUYING)

海老蔵を殴った男たちの「肉声」

米韓合同演習開始 李大統領「演習期間に北朝鮮が予想外の行動に出る可能性がある。米国と協力し完ぺきに備えよ」

平成22年11月28日 世界日報
きょう米韓合同演習、米原子力空母黄海へ-北朝鮮猛反発、高まる緊張

 【ソウル時事】北朝鮮による延坪島砲撃事件を受け、米韓両軍は28日から12月1日まで、黄海で大規模な合同軍事演習を実施する。米原子力空母「ジョージ・ワシントン」も派遣される。北朝鮮は猛反発し、追加的な軍事挑発の可能性を示唆しており、黄海では緊張が高まっている。
 演習は23日の砲撃事件直後の米韓首脳の電話会談で決まった。演習水域は、韓国側が黄海の軍事境界線と定める北方限界線(NLL)からかなり離れた韓国南西部沖に設定されており、北朝鮮への過度の刺激を避ける配慮もうかがえる。

 米軍は米海軍横須賀基地(神奈川県)を事実上の母港とするジョージ・ワシントンのほか、イージス巡洋艦「カウペンス」や駆逐艦「ステザム」などを投入。韓国軍からは哨戒艦や護衛艦などが参加する。