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2011/12/31

「アノニマス」、米の民間調査機関「ストラトフォー」から盗んだ86万人分の個人情報をネットで公開

ハッカー集団「アノニマス」86万人分の個人情報公開、元米閣僚も
2011.12.31 13:11 [米国]
 国際的ハッカー集団「アノニマス」を名乗るグループは29日、米情報関連企業「ストラトフォー」のウェブサイトに侵入して盗んだ利用者86万人分の個人情報をネットで公開した。電子メールのアドレスやパスワードなどで、キッシンジャー元国務長官やクエール元副大統領らのアドレスも含まれていた。ロイター通信が30日報じた。

 ロイターによると、個人情報を大量公開したのはアノニマスの一派「アンチセク」。アンチセクの広報担当者は短文投稿サイトのツイッターで、今後、多数の電子メールの中身を公開して「ストラトフォーは、自身が主張しているような“無害な企業”ではない」ことを証明すると表明した。

 流出、公開されたのはストラトフォーの7万5千の顧客、サイト利用者86万人のメールアドレス、パスワード、クレジットカード番号など。米政府、軍に属する5万のアドレスが含まれている。(共同)