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2011/08/02

地震発生後に4号機タービン建屋地下の冷却水系タンクで水位の低下を示す警報が作動。東電の社員二人が当直長から点検を指示され現場に向かった。

死亡東電社員、避難指示の対象外で逃げ遅れか
 東日本大震災後に、東京電力福島第一原子力発電所の4号機タービン建屋地下で点検作業中の東電の男性社員2人が津波に巻き込まれて死亡した事故は、大津波警報に関する避難指示の情報は屋外の作業員が対象で、屋内の作業員は対象外のため逃げ遅れた可能性があることが2日わかった。


東京電力、10シーベルトと5シーベルトを超える場所が新たに見つかったと発表…福島第一原子力発電所

もう1カ所でも10シーベルト超か 写真公開 福島第一
2011年8月2日19時42分



静岡県産の腐葉土から1キロ当たり106ベクレルの放射能セシウムを検出

静岡県産腐葉土からセシウム=山口
 山口県は2日、静岡県産の腐葉土をサンプル調査した結果、1キロ当たり106ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。県内でセシウムが検出されたのは、生産県別では栃木県産に次いで2例目。
 県農業振興課によると、静岡県産を扱っていた問題の業者では、6月中旬から7月末までに、2リットル入りと40リットル入りを、それぞれ20袋、22袋、山口県内JAの2店舗に置いていた。しかし、農林水産省から、静岡県を含む17都県産の販売自粛の要請を受けて、JAは42袋を店頭から外していたという。
 同課は「健康上、直ちに影響を及ぼす数値ではない」としている。(2011/08/02-20:08)

http://www.jiji.com/jc/zc?k=201108/2011080200865





腐葉土では暫定許容値の設定や業者への指導が行われておらず、汚染は動画サイトへの市民の投稿で発覚。

東日本大震災:腐葉土にセシウム基準 栃木の業者「指導なく出荷続けた」
 ◇対策遅れ拡散、投稿動画で表面化
 全国のホームセンターで販売された腐葉土から高濃度の放射性セシウムが相次ぎ検出されている。いずれも栃木県鹿沼市で製造され、福島第1原発から約100キロ離れた那須の別荘地の落ち葉も使われていた。腐葉土では暫定許容値の設定や業者への指導が行われておらず、汚染は動画サイトへの市民の投稿で発覚。稲わらに続きまたも対策の「盲点」が露呈した農林水産省は、汚染公表から8日後の2日、ようやく許容値を設定した。【浅野翔太郎、中村藍】


高濃度の放射性セシウムを含む腐葉土流通問題 :肥料の放射性セシウムの基準値が決まる

肥料の基準値400ベクレル、農水省が公表
2011年8月2日 14:05
 腐葉土や家畜のふんなどの堆肥が放射性セシウムに汚染されていたことに関して、農水省は2日、使用の際の基準を公表した。

 農水省が基準を設定したのは、農家の畑や家庭用菜園で広く使われている腐葉土などの植物性の肥料や、牛のふんなど家畜の排せつ物から作る肥料などで、使用の目安は肥料一キログラムあたり400ベクレルを超えないというもの。これまで、肥料などには放射性物質の影響に関する安全基準がなかった。農水省は、今回示した基準を基に全国の都道府県に検査を実施するよう依頼し、基準を超えた場合は販売や使用をしないよう指導する方針。

 この問題をめぐっては、先月、秋田県内のホームセンターで販売されていた腐葉土から一キログラムあたり1万ベクレルを超える放射性セシウムが検出されていた。




震源地は駿河湾で震源の深さは20キロ、地震の規模を示すマグニチュードは6.1と推定

静岡県で震度5弱を観測
8月2日 3時15分

1日夜遅く、駿河湾を震源とする地震があり、静岡県で震度5弱の揺れを観測しました。気象庁は「今後1週間ほどは、震度4程度の余震の揺れに注意してほしい」と呼びかけています。