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2013/07/23

福島第一原発3号機 湯気が上がった付近の放射線量は562mSv/h

3号機で高い放射線量、毎時562mSv 福島第一原発

2013年7月23日23時36分

 東京電力福島第一原発3号機原子炉建屋で湯気のようなものが確認されたのを受け、東電は23日、湯気がたった付近の放射線量を測定した結果、毎時562ミリシーベルトだったと発表した。原子力規制委員会は線量が高いとして、詳しく調べるよう指示した。

 東電はこの日、湯気がたった場所のほかに原子炉建屋5階周辺の24カ所で放射線量を測定。最小は137ミリで最大は2170ミリだった。湯気は今月18日朝にも確認された。東電は、雨水が原子炉格納容器付近に入り込み、温められて水蒸気になったと説明している。

 3号機の5階は爆発事故でもともと放射線量が高く人が近づけない。クレーンを遠隔で操作し、がれきの撤去作業をしている。

http://www.asahi.com/special/news/articles/TKY201307230466.html




福島第一原発3号機で18日に続き湯気発生 午後2時半までに止まる

福島第1原発3号機で18日に続き、23日も湯気のようなものを確認





東電、汚染水の海洋流出を初めて認める

海に流出、東電認める=福島第1の汚染地下水


 東京電力は22日、福島第1原発海側の観測井戸などで高濃度の放射性物質が検出された問題について、汚染された地下水が海に流出した可能性があると初めて認めた。推定流出量については「解析が必要」として現時点では不明とした。

 東電の尾野昌之原子力・立地本部長代理は同日の記者会見で「汚染を外に出さないことを目標にしており、非常に重く受け止めている」と謝罪した。

 東電によると、5月下旬に最初に汚染が確認された観測井戸周辺の地下水の水位と潮位の変化が連動しており、水が行き来している可能性が高いと判断した。

 その上で、濃度の上昇は水中カーテンなどで囲まれた1~4号機取水口付近に限られており、港湾内の他の場所や沖合では濃度に変化は見られないとして、影響は限定的との見方を示した。

(2013/07/22-22:22)

http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2013072200873