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2011/06/01

鳩山前首相、自民党などが提出した菅内閣に対する不信任決議案に賛成する意向

鳩山前首相 不信任案に賛成の意向
6月1日 18時35分


民主党の鳩山前総理大臣は、自民党などが提出した菅内閣に対する不信任決議案に賛成する意向を周辺に伝えました。

民主党の鳩山前総理大臣は、これまで東日本大震災や東京電力福島第一原子力発電所の事故への政府の対応は不十分だとして、菅総理大臣を批判してきました。

そして、鳩山氏は先月31日夜、菅総理大臣と会談し、小沢元代表を含めた挙党態勢の構築が必要で、党が分裂する事態を避けるためにも、菅総理大臣自身の進退も含めた決断を求めたのに対し、菅総理大臣は「震災などの対応に取り組むのが私の役割だ」と述べ、話し合いは平行線に終わりました。

こうした菅総理大臣の対応も踏まえ、鳩山氏は、自民党などが提出した菅内閣に対する不信任決議案に賛成する意向を周辺に伝えました。




自民、公明、たちあがれ日本の野党三党、「内閣不信任議決案」を衆院に共同で提出

自公など野党3党が「内閣不信任案」提出 採決は2日午後1時
2011.6.1 18:28
自民、公明、たちあがれ日本の野党3党は1日夕、菅内閣不信任決議案を衆院に共同で提出した。それに先立ち自民、公明、共産、社民、たちあがれ日本の野党5党の党首会談が開かれ、共産党も賛成する意向を表明した。不信任案は2日午後1時からの衆院本会議で採決される。民主党の小沢一郎元代表を支持するグループから50人程度が造反して同調するとの見方がある。小沢系議員の動き次第で、政局が混乱する可能性がある。


パチンコ大手「ガイア」(東京都中央区)の社長を覚せい剤取締法違反の疑いで逮捕

パチンコ店ガイアの社長逮捕 覚せい剤使用の疑い
 神奈川県警相模原南署は1日、覚せい剤取締法違反(使用)の疑いで、パチンコ店を全国展開する東京都中央区の「ガイア」社長渡辺直行容疑者(38)=東京都江東区塩浜=を逮捕した。

 逮捕容疑は、5月上旬ごろ、東京都内かその周辺で覚せい剤を使用した疑い。相模原南署によると、容疑を認めている。

 同署は、渡辺容疑者が覚せい剤を使用しているとの情報を入手し、5月23日に自宅を家宅捜索。覚せい剤は見つからなかったが、尿検査で反応があった。入手経路などを調べている。

 ガイアによると、同社は北海道から九州まで、全国でパチンコ店約200店を経営し、年商は約4千億円。

2011/06/01 13:07 【共同通信】




大久保元秘書、「何かの陰謀。政治的な謀略だと思う」  「(水谷建設)元社長が小沢事務所を口実にして会社の金をかすめ取るための話だと思った」

「裏金疑惑は陰謀」 陸山会事件公判で大久保元秘書
2011年6月1日12時9分

 小沢一郎・民主党元代表の資金管理団体「陸山会」の土地取引事件の公判が1日、東京地裁であり、元秘書の大久保隆規被告(50)=政治資金規正法違反罪で起訴=に対する最後の被告人質問があった。中堅ゼネコン「水谷建設」(三重県桑名市)からの裏金提供疑惑について、「何かの陰謀。政治的な謀略だと思う」と改めて否定した。

 これまでの公判では、同社の川村尚元社長(54)が、小沢氏の地元の胆沢ダム(岩手県奥州市)建設工事を下請け受注するため、2回に分けて計1億円の裏金を大久保元秘書ら小沢氏側に渡したと証言した。この証言について大久保元秘書は、「川村元社長が会社の金をかすめ取るための狂言だと思う」と話した。

 2回のうち、2005年4月に東京都港区のホテルで5千万円を大久保元秘書に渡したとされる場面には、別の建設会社長(56)も「同席した」と証言している。大久保元秘書は、この時期に川村元社長、建設会社長の2人とこのホテルで会ったこと自体は認めた。また、川村元社長らから2、3回の接待を受けたことも明かした。




大久保元秘書、「収支報告書の作成には一切かかわっていない」「事実でない調書に署名した」 

前田元検事作成の調書を証拠採用 陸山会事件公判
2011/6/1 11:24
 小沢一郎・民主党元代表の資金管理団体「陸山会」の政治資金規正法違反事件で、衆院議員、石川知裕被告(37)や元秘書、大久保隆規被告(50)らの第15回公判が1日、東京地裁(登石郁朗裁判長)であり、2回目の被告人質問に立った大久保元秘書は「(関与を認めた)供述調書の内容は事実ではなかったが、事件の広がりを防ぐために署名した」と改めて関与を否定した。

 公判に先立ち、登石裁判長は、証拠隠滅罪で懲役1年6月の実刑が確定した前田恒彦・元検事が作成した大久保元秘書の供述調書3通について、調書作成の経緯を知るために職権で証拠採用することを決めた。同調書3通は、検察側が証拠請求を撤回していた。

 この日の証人尋問で、大久保元秘書は「名ばかりの会計責任者で収支報告書の作成には一切かかわっていない」と説明。供述調書について「前田元検事が石川議員らの署名調書を駆使しながら、パソコンで黙々と作成していた」と述べた。

 公判はこの日の被告人質問で証拠調べが終わり、7月に論告求刑の予定。8月に最終弁論が行われ結審する見通し。






池田氏は副大臣辞任を拒否したため海江田氏との溝が埋まらず本部長不在が続いた。福島県は現地対策本部に「後任は来るのか」と何度も問い合わせたが、回答はなかった。

現地本部長の池田副大臣が入院…政府、10日以上公表せず 後任は田嶋政務官
2011.6.1 00:22
 東京電力福島第1原発事故に対応する政府の原子力災害現地対策本部で本部長を務める池田元久経済産業副大臣が5月19日から体調不良を理由に入院し、10日以上も「現地指揮官」の不在が続いていることが分かった。菅直人首相は事実関係を認め、31日夜、後任の現地対策本部長に田嶋要経産政務官を起用する方針を固めた。

 池田氏は胃潰瘍(いかいよう)などと診断されたがすでに退院し、自宅療養中。政府は池田氏の入院をこれまで公表しておらず、隠蔽(いんぺい)体質がまたも浮き彫りになった。