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2012/01/24

高速増殖原型炉「もんじゅ」の存廃 「エネルギー政策の見直し論議を見て考える」

「“もんじゅ”の存廃、今夏めど結論」-平野文科相
掲載日 2012年01月24日 10時20分
 平野博文文部科学相は23日、日刊工業新聞などのインタビューに応じ、高速増殖原型炉「もんじゅ」の存廃について「エネルギー政策の見直し論議を見て考える」と述べ、政府が夏までに示すエネルギー政策の方針をもとに、結論を出す考えを示した。そのうえで、核燃料サイクルについて「使用済み核燃料の処分のあり方などを含めてエネルギーを安定供給させることが重要」と語った。
 また、エネルギーの“ベストミックス”について「(昨年の原発事故を踏まえ)安全性を担保したうえで、安定的な供給をするための軸となるエネルギーは何か、再生可能エネルギーや代替エネルギーの開発状況はどうなるかといったことによって変わってくる」と話した。