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2011/10/14

横浜市=別の2カ所からも放射性ストロンチウムを検出

ストロンチウム:別の2カ所でも検出 横浜市発表
 横浜市港北区のマンションで放射性ストロンチウムが検出された問題で、市は14日、同区内の別の2カ所でも1キロあたり最大129ベクレルの放射性ストロンチウムを検出したと発表した。同区大倉山のマンション屋上の堆積(たいせき)物を住民の依頼で「同位体研究所」(同市鶴見区)が測定した結果、1キロあたり195ベクレル検出されたため、市が改めて同研究所に依頼していた。


2011/10/12

文部科学省「放射性セシウムが出ていればストロンチウムが出ても不思議ではない」

【原発】横浜のマンションでストロンチウム検出(10/12 11:49)
 福島第一原発から250キロほど離れた横浜市のマンションの屋上で、ウランが核分裂してできる放射性物質「ストロンチウム」が検出されていたことが民間の検査機関の分析で分かりました。

 文科省などによりますと、検出されたストロンチウムは、横浜市港北区にあるマンション屋上の泥などの堆積物からで、1キロあたり195ベクレルだったということです。

ストロンチウムは福島第一原発から80キロの圏内で検出されていますが、これより外の領域で詳しい調査は行われていません。

民間の検査機関は、このマンションは築5年と新しいため、過去の核実験の影響は受けていないと指摘しているということです。ストロンチウムは体内に取り込まれると骨に蓄積され、内部被ばくする可能性があります。文科省は、このデータの詳しい分析を行うとともに、より精度を増した広い範囲での測定も検討することにしています。




2011/09/30

今回の調査結果で、福島第1原発から比較的離れた地域の住民でさえ、これまで公表されてきたよりもより多くの放射性物質にさらされる場合があることが明らかになった

飯舘村など プルトニウム検出
9月30日 19時38分
東京電力福島第一原子力発電所からおよそ45キロ離れた福島県飯舘村の土壌から、国の調査で、事故によって放出されたとみられるプルトニウムが検出されました。事故のあと、プルトニウムが原発の敷地の外で検出されたのは初めてですが、文部科学省は「濃度は低く、このプルトニウムによる被ばく量は非常に小さい」としています。




2011/08/27

セシウム137は福島第1原発から1万5000テラ(テラは1兆)ベクレルが放出された。またヨウ素131は16万テラベクレル、ストロンチウム90は140テラベクレル出た。

原発事故のセシウム137、広島原爆168個分
 東京電力福島第一原子力発電所の事故で1~3号機から大気中に放出された放射性物質のうち、セシウム137の量は、広島に投下された原爆の約168個分だったことが分かった。

 経済産業省原子力安全・保安院が26日、試算値を公表した。

 保安院の試算は、国会の求めに応じてまとめたもの。原発事故による放出量は国際原子力機関に提出した政府報告書から、原爆による放出量は国連科学委員会の資料をもとに、核種ごとに試算した。セシウム137は原発事故では1万5000テラ・ベクレル(テラは1兆)、原爆は89テラ・ベクレル。ヨウ素131は原発事故では16万テラ・ベクレルで、原爆の6万3000テラ・ベクレルの約2・5倍だった。

 保安院は「原爆による影響と発電所の事故は、単純比較できない」と話している。

(2011年8月26日21時17分 読売新聞)




2011/06/12

ストロンチウム90を福島第一原発の取水口付近の海水と1、2号機付近の地下水から検出

福島原発取水口でストロンチウム 地下水からも初検出
 東京電力は12日、福島第1原発の取水口付近の海水から、最高で法令の濃度限度の240倍の放射性ストロンチウムを検出したと発表した。1、2号機付近の地下水からも検出され、いずれも今回の事故の影響と考えられるとしている。

 経済産業省原子力安全・保安院によると、ストロンチウムは第1原発の放水口付近や沖合などで、濃度限度以下が検出されたことはあったが、地下水からは初めて。

 東電によると、検出されたのは1~4号機の取水口付近と、放射性物質の拡散防止のため2、3号機の取水口近くに設置した「シルトフェンス」内側の計3カ所で、5月16日に採取した海水。

2011/06/12 21:37 【共同通信】






2011/06/09

福島県内で調査を行った11ヵ所すべての地点で放射性ストロンチウムを検出

福島11地点でストロンチウム 原発から60キロでも
2011年6月9日0時0分
 文部科学省は8日、放射性ストロンチウムが東京電力福島第一原子力発電所から62キロ離れた福島市など、福島県内11カ所の土壌で新たに検出されたことを明らかにした。放射性セシウムが検出されたところでは、微量に見つかるとされており、それが証明された形だ。放射性ストロンチウムには半減期が長いものがあって、体に入ると長期間影響を及ぼす可能性があり、監視が必要だ。

 検出されたのは4月10日~5月19日に採取された土壌。福島市では半減期約29年と長いストロンチウム90が1キロあたり77ベクレル、半減期約50日と短いストロンチウム89が54ベクレル検出された。

 最も多かったのは浪江町赤宇木で、それぞれ250ベクレルと1500ベクレル。北西部に36キロ離れた飯舘村では120ベクレルと1100ベクレルで、これまでに20キロ圏内で検出されていた値よりも高かった。ほかに田村市、広野町、川内村、南相馬市、二本松市でもストロンチウムが検出された。文科省は採取した土壌をさらに細かく分析するという。



2011/04/12

福島第一原発から30キロ以上離れた場所の土地と植物からストロンチウムが検出

福島の土壌から微量ストロンチウム 水溶性の放射性物質
2011年4月12日23時16分
 文部科学省は12日、福島県で採取した土壌と葉物野菜からストロンチウム89と90を検出したと発表した。福島第一原発から放出されたとみられるが、半減期が約29年のストロンチウム90はセシウム137に比べ約1千分の1以下の量だった。今回の原発事故でストロンチウムの検出は初めて。

2011/04/09

チェルノブイリ原発から30キロメートル圏内の土壌からは、半減期が長い放射線セシウム137、ストロンチウム90、プルトニウムが未だに検出されており、汚染濃度は依然として高い

チェルノブイリ原発事故の教訓
9.04.2011, 15:03

 今から25年前にチェルノブイリ原発事故がおきた。この技術災害はIAEA(国際原子力機関)の定める国際原子力事象評価尺度で最悪の7レベルを記録している。

2011/04/03

放射性セシウムは主に筋肉に、放射性ストロンチウムは骨に蓄積して放射線を出し続ける。ストロンチウムは検出が難しいが、セシウムと共に出ることが多く、セシウムが規制値以下なら問題ないとみられる

[放射線 健康にどんな影響]「水」「食品」規制値、国際基準と整合

 放射線を発する物質を放射性物質という。福島、茨城県などのホウレンソウや原乳などから、厚生労働省が定めた暫定規制値を上回る放射性物質の放射性ヨウ素が検出され、出荷停止措置がとられている。

 放射性ヨウ素の暫定規制値は、葉物の野菜で1キロ・グラムあたり2000ベクレル、牛乳や飲料水で300ベクレル。ただし、乳児の飲料水や粉ミルクには100ベクレルと、さらに厳しい制限がついた。

 首都圏の浄水場でも一時、100ベクレルを上回る値が出た。自治体が乳児向けにペットボトルの水を手配するなど混乱が広がった。

 この規制値は、原子力安全委員会が13年前に作った指標などを基に作られた。指標の策定メンバーだった須賀新一さん(元日本原子力研究所)は「国際的な基準とも整合する値で、現在でも妥当な値だと思う」と話す。

2011/03/21

放射性物質による食品汚染 : 危険性は短期的なものと長期的なものがある。それは放射性物質の特徴や環境汚染の程度によって決まる。環境汚染の程度は、気象条件の影響も受ける。

放射性物質による食品汚染、汚染物質の種類が重要
2011年03月21日 21:49 発信地:パリ/フランス
【3月21日 AFP】放射性物質による食品汚染にはいくつかの要因が関係するが、問題収束までの期間を決める主な要因は放射性物質の種類だと専門家らは指摘する。

 過去の例では、最大の汚染源は、風に乗って野菜や果物、土壌に降りかかる放射能を帯びたちりだ。放射性物質はそこから食物連鎖に入り込み、その結果、牛乳や肉類から高レベルの放射線量が検出されることになる。

 そのような食品を食べると放射性物質が体内に取り込まれ、それが発する放射線がDNAの分子結合を切ることがあり、その結果、がんになる危険性が高まる。これが放射性物質による食品汚染が恐ろしいと言われる理由だ。

 危険性は短期的なものと長期的なものがある。それは放射性物質の特徴や環境汚染の程度によって決まる。環境汚染の程度は、気象条件の影響も受ける。

2011/03/14

ストロンチウム90は主に食品や水を通じて体内に入る。摂取すると骨の癌や白血病の原因となるといわれている

炉心溶融で漏出する物質―危険なのはヨウ素、ストロンチウム
2011年 3月 14日 16:35 JST
 原子力発電所の損壊では、比較的影響の小さい物質から、比較的大きな物資まで、さまざまな放射性物質が漏出する可能性がある。

 非営利団体「放射線と公共健康プロジェクト」のジョセフ・マンガノ事務局長によると、ウランを高熱で分裂させる過程で100以上の新たな化学物質ができる。

 完全な炉心溶融(メルトダウン)で漏出する物質には、窒素16、トリチウム、クリプトンなど、比較的毒性の低い放射性ガスもある。こうしたガスは軽く、急速に拡散する傾向があり、人体への危険はほとんどないとフロリダ州立大学の原子物理学者、カービィ・ケンパー博士は語った。