「3点で合意」と訪朝の米知事が発表 軍事的緊張緩和策も
北朝鮮を訪問した米民主党のリチャードソン・ニューメキシコ州知事は20日、北朝鮮高官との一連の会談で、寧辺のウラン濃縮施設への国際原子力機関(IAEA)の監視要員受け入れや、南北の軍事的緊張緩和策など3点で「合意に達した」とする声明を、州知事室を通じ発表した。
知事はまた、韓国が20日実施した海上射撃訓練に対し、北朝鮮が軍事的な対抗措置を講じないと表明したことに「勇気づけられた」と述べた。
声明によると合意は、IAEA監視要員受け入れのほか、保管している核燃料棒の売却交渉と国外搬出、南北間の軍事的衝突防止措置への取り組みについて。 核燃料棒の売却先は韓国を想定、米CNNは規模は約1万2千本と報じた。
衝突防止措置は、黄海の南北境界水域を対象に南北と米国の3者による軍事委員会設置の検討と、南北の軍当局間のホットライン開設。(共同)
CNN
N.Korea to allow return of U.N. inspectors after talks with Richardson
December 20, 2010 -- Updated 1619 GMT (0019 HKT)
http://edition.cnn.com/2010/WORLD/asiapcf/12/19/north.korea.agreements/index.html?iref=allsearch