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2010/11/28

鳩山由紀夫前首相「このままいくと来年選挙かもしれない」「自民党中心の政治に時計の針を逆戻りさせたら大変なことになる」

「来年選挙かも」と鳩山前首相が早期の衆院解散に言及
2010.11.28 19:39
鳩山由紀夫前首相 民主党の鳩山由紀夫前首相は28日、菅政権を取り巻く状況の厳しさを念頭に、来年の衆院解散・総選挙に追い込まれることもあり得るとの認識を示した。「次の選挙は厳しくなろうかと思うが、いつあるか分からない。このままいくと来年選挙かもしれないという状況にもなりつつあると思う」と述べた。

 菅直人首相との27日の会談で「政権交代した意義を失わせて、自民党中心の政治に時計の針を逆戻りさせたら大変なことになる。それだけはさせてはいけないという気持ちは、私や小沢一郎元代表も同じだ」と伝えたことを紹介。「私や小沢氏も役割があればしっかり頑張る」と挙党態勢の必要性を強調した。茨城県内2カ所での講演で述べた。



2010/11/28 19:44 日経
鳩山前首相「このままでは来年選挙」

 鳩山由紀夫前首相は28日、茨城県守谷市などで講演し「このままいくと来年、選挙かもしれないという状況になりつつある」と述べ、内閣支持率の低迷が続けば、菅直人首相が来年にも衆院解散・総選挙を迫られる可能性があるとの認識を示した。そのうえで現状では「厳しい選挙になる」と語った。
 27日の首相との会談については「私も小沢一郎元幹事長も、せっかく政権交代をした意義を失わせて、自民党中心の政治に逆戻しさせたら大変なことになるとの気持ちは同じだと申し上げた」と明かした。
 同じ会談で、首相が鳩山氏に「内閣支持率が1%になっても辞めない」と伝えたとされることに関しては「首相は『友人から内閣支持率が1%になっても辞めては駄目だと激励を受けた』と話していた」と、首相自身の発言ではないと述べた。
 自身の去就については「これからも国益に沿うあり方を一人の政治家として見つめていきたい」として、引退を撤回する意向を改めて示した。