「こうべ育ち」に岩手産米 JA兵庫六甲、発売中止
兵庫六甲農業協同組合(JA兵庫六甲)が3月中旬、岩手県産の米を8割混ぜて「こうべ育ちオリジナル米」の商品名で販売していたことが2日、JA兵庫六甲への取材で分かった。客の苦情などを受けて発覚し、JAは販売を中止して購入者からの返品に応じている。
日本農林規格(JAS)法に基づき兵庫県は3日にも、産地表示に違反があったかどうかの調査を始める。
兵庫六甲農業協同組合(JA兵庫六甲)が3月中旬、岩手県産の米を8割混ぜて「こうべ育ちオリジナル米」の商品名で販売していたことが2日、JA兵庫六甲への取材で分かった。客の苦情などを受けて発覚し、JAは販売を中止して購入者からの返品に応じている。
日本農林規格(JAS)法に基づき兵庫県は3日にも、産地表示に違反があったかどうかの調査を始める。
シンガポールの農畜産物管理庁は16日、放射性物質が検出されたとして輸入を停止していた静岡県産と兵庫県産の野菜と果物について停止措置を解除すると発表した。
同庁は3月に静岡県産のコマツナから、4月に兵庫県産のキャベツから放射性物質が検出されたと発表したが、日本の農林水産省の調査で、それぞれ埼玉県産、茨城県産だったことが判明した。
輸出業者が書類に産地を誤って記載したことが原因だという。放射性物質が見つかったとしていた愛媛県産の野菜についても書類の産地記載ミスが判明し、同庁は4月に輸入停止措置を解除していた。
シンガポールは5月16日時点で福島、茨城、栃木、群馬4県の牛乳を含む全生鮮品の輸入を停止。千葉、神奈川、埼玉3県と東京都については野菜と果物に限定して輸入を停止している。(共同)
[2011年5月16日23時39分]
焼肉を食べるときによく用いられる葉物野菜のサンチュ、千葉県旭市産のサンチュについて、県が出荷自粛を指示して、その後、国が出荷停止を指示したにもかかわらず、大手スーパーで販売されていたことがわかりました。
シンガポール政府が「兵庫県産キャベツから微量の放射性物質が検出された」としていた問題で、兵庫県は7日、同国の日本大使館から「輸出業者の送り状などから、検出された野菜は兵庫県産のキャベツではなかった」との報告があったと発表した。出荷明細などから、輸出したのは東京都内の卸業者であることが判明。東京都の調査によると、野菜は他県産のハクサイで、業者が取り違えて兵庫県産として輸出、さらにシンガポール政府はハクサイをキャベツと誤って発表していた。
(2011/04/07 12:49)
【シンガポール時事】シンガポール農畜産物管理庁は4日、福島第1原発事故を受けて導入した日本産輸入食品に対する放射能検査で、兵庫県産のキャベツから放射性ヨウ素131などを検出したため、兵庫産の野菜、果物の輸入を即日停止すると発表した。シンガポールによる日本産食品の輸入停止対象は11都県となった。
愛媛県の中村時広知事は29日の定例記者会見で、シンガポールの検査で愛媛県産アオジソから放射性ヨウ素131などが検出された問題で、アオジソのパッケージに、「福島県産」との表示があったことを明らかにした。知事は「誠に遺憾。愛媛県産と誤認されたようだ。一刻も早い輸出再開を求めていきたい」と述べた。
愛媛県によると、シンガポールの日本大使館職員が放射性ヨウ素が検出されたアオジソを調べたところ、福島県産のラベルが貼ってあったという。農林水産省から28日、県に連絡があった。一方、日本の輸出業者がシンガポール当局に提出した書類には、「愛媛県産」と記されており、シンガポール当局はこの書類に基づいて検査サンプルのアオジソの産地を愛媛県と「誤認」した可能性があるという。同国は愛媛県産の野菜・果物を輸入停止対象に指定している。
[時事通信社]
【シンガポール時事】シンガポール農業・食品・獣医庁(AVA)は24日夜、日本から輸入した野菜のうち栃木産のミツバ、茨城産の菜の花、千葉産のミズナ、愛媛産のアオジソの4種類の検体から、ヨウ素131などの放射性物質を検出したと発表した。ヨウ素の数値は日本の暫定規制値の約6分の1など、いずれも日本の基準を下回っているが、同庁はこれを受け、新たに千葉、愛媛両県産の野菜と果物を輸入停止の対象に追加指定した。
シンガポールは福島原発事故が起きた11日以降に輸出された日本産食品を対象に放射能検査を実施しているが、放射性物質を検出したのは初めて。同庁は23日、福島、茨城、栃木、群馬の4県産の乳製品、果物、野菜、魚介類、肉類の輸入停止を決めている。(2011/03/25-12:58)
http://www.jiji.com/jc/zc?key=%a5%b7%a5%f3%a5%ac%a5%dd%a1%bc%a5%eb&k=201103/2011032500011