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2012/08/16

文鮮明氏、カトリック大学ソウル聖母病院の集中治療室で人工呼吸器を装着

統一教会創設者の文鮮明氏がソウル市内病院に入院

  8月16日(ブルームバーグ):世界基督教統一神霊協会(統一教会)のスポークスマンは創設者の文鮮明氏が危篤に陥り、ソウル市内の病院の集中治療室で人工呼吸器を装着されていることを明らかにした。16日に電話で語った。

文鮮明氏(92)は今月肺炎となり、合併症もあり14日に入院した。

更新日時: 2012/08/16 09:42 JST





“金日成と兄弟関係”文鮮明統一教総裁が危篤

2012年08月16日11時25分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
  統一教(世界平和統一家庭連合)創始者の文鮮明(ムン・ソンミョン)総裁(92)がソウル聖母病院の集中治療室で入院している。

  アン・ホヨル統一教対外協力室長は15日、「文鮮明総裁が風邪と肺炎の合併症で14日からカトリック大学ソウル聖母病院の集中治療室で入院し、治療を受けている」と明らかにした。文総裁は先月中旬、米国から入国し、ピースカップ国際サッカー大会の開閉幕式など各種行事に出席した。

  アン室長は「1カ月前まで約1万5000人が出席した集会を開くほど元気だった」とし「14日、京畿道加平天正宮博物館で休んでいるところ異常症状を感じ、病院に行く途中、意識を失った」と述べた。

  夫人の韓鶴子(ハン・ハクジャ)鮮文大学理事長、四男の文国進(ムン・ククジン)統一グループ理事長、七男の文亨進(ムン・ヒョンジン)統一教世界会長をはじめとする家族と統一教信徒が病室にいる。文総裁は韓鶴子理事長との間に7男6女がいる。外国に居住している子どもも帰国中という。

  文総裁は高齢にもかかわらず、毎月、韓国と米国を行き来しながら布教活動をしてきた。平安北道定州出身の文総裁は1954年に統一教を創設した。自らを再臨のイエス(メシア)と称し、世界平和のために人類が一つの家族になるべきという教理で70年代から日本・米国などで布教活動をした。この過程で異端視されるなど試練を経験し、84年には米国で脱税容疑で1年間服役した。

  現在、統一教信者は韓国の20万人をはじめ、世界194カ国で約300万人にのぼる。文総裁は1991年と92年に相次いで北朝鮮を訪問し、金日成(キム・イルソン)主席に会い、兄弟関係を結ぶなど政治力を誇示したりもした。