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2012/04/10

イランのサレヒ外相、鳩山元首相に「信頼して」=核兵器開発問題で


イラン外相、核問題で鳩山氏に「信頼してほしい」

2012/4/10 8:46
イランのサレヒ外相は、このほど同国を訪問した鳩山由紀夫元首相に対し、イラン政府に核兵器開発の意図はないと断言し、自身を「信頼して」ほしいと訴えたと伝えられている。

こうした言葉を鳩山氏以上に理解できる政治家はまれだ。同氏が首相だった2009年11月、普天間基地の移設問題でオバマ米大統領に「トラスト・ミー(私を信頼してほしい)」と言ったことはよく知られている。鳩山氏はこの問題への対応を誤ったことなどから、退陣に追い込まれた。



今回の訪問について、政府当局者は一議員としての訪問にすぎないと事前に強調し、鳩山氏が失態を犯した場合に備えて予防線を張っていた。ただ、国際原子力機関(IAEA)のダブルスタンダードはイランに対して「不公平」だと発言したと報じられたところをみると、民主党の「外交担当の最高顧問」は、ますます現政権の負担になっているようだ。

藤村修官房長官は9日の定例会見で、「たとえ個人の立場であっても、今、こういう時期に訪問されない方がいいということは言い続けてきた」と述べた。IAEAに関する鳩山氏のコメントについては沈黙を守り、日本が今後も同機関の役割を重視していく方針を示すにとどめた。







外相、鳩山氏に苦言

  玄葉光一郎外相は10日午前の記者会見で、イラン訪問から帰国した鳩山由紀夫元首相と9日夜に電話で話し、「元首相ということで外(国)から見られるので、そのことによく思いを致してほしい」と、言動に慎重を期すよう求めたことを明らかにした。

  藤村修官房長官は会見で、鳩山氏が国際原子力機関(IAEA)を批判したとイランで報じられたことに関し「(鳩山氏が)捏造(ねつぞう)記事だと言うなら、ご本人が抗議して解消すべきだ」と述べた。

  これに対し、鳩山氏は同日開いた民主党鳩山グループの会合で「『要らん』ことをやってきたなと言われている」と発言し、失笑を買った。 (2012/04/10-12:35)

http://www.jiji.com/jc/zc?k=201204/2012041000317