民主党の鳩山由紀夫前首相は6日、大阪市内で講演し、東日本大震災からの復興に向けて「民主党単独ではなかなか作り得ない大きなリーダーシップが求められている」との認識を示した上で、「自民党や公明党としっかりタッグを組んだ協力関係の中で迅速に問題を処理しなければいけない」と述べ、自民党などとの大連立を前向きに進めるべきだとの考えを示した。
毎日新聞 2011年6月6日 20時18分(最終更新 6月6日 20時31分)
鳩山前首相、菅首相叩き封印
民主党の鳩山由紀夫前首相(64)が6日、大阪市内で学生向けの講演を行った。菅首相の退陣問題をめぐり、首相に対し「ペテン師」呼ばわりした鳩山氏だが、この日は一転、「私が何か軽率なことを言うんじゃないか、とメディアが来ている」と慎重。講演では、自民党、公明党との大連立に積極的な考えを明らかにした。
一方で学生から「あなたが学生だったら、震災復興のためにどんな行動を起こすか」と聞かれ、何を勘違いしたのか「宇宙のことをもっと勉強したい」と答えるなど“らしさ”も発揮していた。
(2011年6月7日06時03分 スポーツ報知)