2011.4.1 20:49
防衛省は1日、東シナ海の日中中間線の中国側海域で同日午後、中国国家海洋局所属の航空機が、警戒監視中の海上自衛隊の護衛艦「いそゆき」に異常接近し、周囲を2周したと発表した。最接近時の航空機の高度は約60メートル、護衛艦までの水平距離は約90メートルで、国際慣例上、それ以上近づいてはいけないとされる高度約150メートル、水平距離約450メートルを大きく下回った。
異常接近した場所は、沖縄本島の北西約450キロの公海上。機体には「中国海監」と書かれていた。
国家海洋局は3月7日に護衛艦「さみだれ」、26日には今回と同じいそゆきにヘリコプターを異常接近させている。
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110401/plc11040120510032-n1.htm
中国機の接近飛行、1カ月に3回=護衛艦マストすれすれ-防衛省
防衛省統合幕僚監部は1日、東シナ海中部海域で同日午後0時35分ごろ、中国の海洋警備機関「中国海監」所属とみられる双発プロペラ機が、警戒監視中の護衛艦「いそゆき」に近接飛行したと発表した。同様の接近は3月7日以降3回目。
統幕によると、近接飛行があったのは、沖縄本島北西約450キロの日中中間線の西側。機体に「中国海監」と書かれた「Y12」(通称)とみられるプロペラ機が、いそゆき上空を2周して去った。
最接近時の水平距離は約90メートルで、垂直距離は護衛艦のマストすれすれの約60メートルだった。
先月7日と26日の接近はヘリコプターだった。政府は毎回、外交ルートを通じて中国に抗議している。 (2011/04/01-21:40)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011040101218