原子力安全委員会は年間20ミリシーベルトが適切と判断している。政府の最終判断だ=細野豪志首相補佐官
校庭利用基準、変更せず=年間20ミリシーベルト-細野補佐官
細野豪志首相補佐官は29日夜、TBSの番組に出演し、辞任表明した小佐古敏荘内閣官房参与が甘すぎると批判した学校の校庭利用制限に関する放射線量の基準について「われわれが最もアドバイスを聞かなければならない原子力安全委員会は年間20ミリシーベルトが適切と判断している。政府の最終判断だ」と述べ、変更しない方針を示した。
同時に「通っているお子さんや親御さんの気持ちがあるから、(被ばく量を)できるだけ下げる努力を当然すべきだ」と強調した。(2011/04/30-00:47)
http://www.jiji.co.jp/jc/c?g=soc_date2&k=2011043000008
なお、小学校をはじめとした学校の20ミリシーベルトの基準ですが、専門家としての小佐古参与の意見と原子力安全委員会の専門家の意見が異なったということでございまして、私ども政府といたしましては、安全委員会という法律に基づいた機関の最終的にはアドバイスを受けてこの基準を採用したと、そのプロセスに置いては、やはりそれが最も正しい方法だったんだろうと感じております。
ただ、そうは言いましても、出来るだけ放射線量の低いところで子供たちが学ぶと言う事は当然誰もが望むことでございますし、郡山市をはじめとした福山県内でもそういう動きが出てきていることは私も前向きに受け止めていく必要があるだろうと思っています。
従いまして、小佐古参与の思いもしっかり受け止めまして少しでも放射線量の低いところで子供たちが生活をできるような努力というのは継続をしてやっていく必要があるのではないかと、そのように考えております。
※動画一部文字起こし nkdm4