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2011/03/15

米、科学国際安全保障研究所(ISIS)、福島第1原発の衛星写真を公表






2011年03月15日(火) 06時08分
■ 福島第一原発3号機、爆発直後の衛星写真
 14日、福島第一原発の3号機で起きた爆発直後に撮影された衛星写真が公開されました。

 この衛星写真は福島第一原発3号機が水素爆発を起こした直後の14日午前11時4分に撮影されたもので、3号機の建屋の中から水蒸気が立ち上っているのが見えます。

 建屋の屋根は爆発により、吹き飛ばされており、原子炉の格納容器などを収めた内部がむき出しになっています。また、原発の上から海上に向かって、爆発による粉塵と見られる白煙が流れています。

 一方、画面の下側では、12日に爆発が起きた1号機の内部と鉄骨がむき出しに。更に、その間に建つ2号機は上空からは無傷に見えますが、その後、内部では原子炉の燃料棒が冷却水から露出するという危険な状態となっています。(15日05:42)




東日本大震災:福島第1原発 水素爆発直後の写真公開
【ワシントン草野和彦】米シンクタンク、科学・国際安全保障研究所(ISIS)は14日、東京電力福島第1原発3号機が水素爆発した直後の衛星写真を公開した。写真中央付近の建物から白い煙が立ち上っているのが確認できる。

 衛星写真は米デジタル・グローブ社が爆発から3分後の14日午前11時4分(日本時間)に撮影した。3号機の斜め左下が、15日に圧力抑制プールが爆発した2号機。そのさらに左下は、12日に水素爆発した1号機。
毎日新聞 2011年3月15日 10時13分(最終更新 3月15日 11時53分)