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2010/12/23

sengoku38 映像流出事件の経緯

◇中国漁船衝突と映像流出事件の経緯◇









◇9月

 7日      尖閣諸島沖で中国漁船が海上保安庁の巡視艇に衝突

 8日      海保が漁船の中国人船長を公務執行妨害容疑で逮捕

17~21日ごろ 海保の庁内ネット上の海上保安大学校のパブリックフォルダーで映像が閲覧できる状態に。
            巡視艇「うらなみ」乗員が19日に映像を入手し、艇内の共用パソコンに保存

25日      那覇地検が中国人船長を処分保留で釈放



◇10月

 31日     一色正春・元主任航海士が艇内の共用パソコンから映像をUSBメモリーで取り出す



◇11月

 1日      政府が衆院予算委の理事らに衝突場面が入った映像を公開

 4日      一色元航海士がインターネットの動画サイト「ユーチューブ」に映像を投稿し流出

 5日      一色元航海士が編集に使った自宅パソコンから映像を削除
 8日      海保が容疑者不詳のまま、国家公務員法違反容疑などで警視庁と東京地検に刑事告発

10日      捜査で映像の投稿元が神戸市内の漫画喫茶だったと判明。一色元航海士が上司に投稿を申告。
           警視庁などが聴取開始

15日      警視庁と東京地検が一色元航海士の逮捕見送りを決定



◇12月

22日      海保が一色元航海士を停職12カ月の懲戒処分。警視庁が国家公務員法(守秘義務)違反容疑で書類送検


毎日新聞 2010年12月23日 東京朝刊