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2010/12/24

6カ国協議より南北対話が先決 - 米中両国

「6カ国」より南北対話先決=砲撃事件で米中が一致



 【ワシントン時事】23日付の米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは、米中両国が北朝鮮による韓国・延坪島砲撃事件後の対応に関し、6カ国協議よりも南北対話が先決との考えで基本的に一致したと報じた。また、米政府高官の話として、中国が北朝鮮に挑発行為の自制を求めたと伝えた。

 11月23日の砲撃事件後、中国は北朝鮮非難を避け、南北双方に自制を求めるとともに、6カ国協議の首席代表による緊急会合を提案した。同紙によると、米中両国は中国提案を「後回し」とし、まずは南北対話を再開させることの重要性で原則的に合意した。
 また、中国政府は砲撃事件やウラン濃縮施設の公表など北朝鮮の行為にいら立ちを強めており、水面下で北朝鮮に介入した。具体的な手法は明らかにされていない。(2010/12/24-10:34)
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2010122400214