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2012/06/03

オウム真理教の菊池直子容疑者の身柄確保

菊地直子容疑者とみられる女の身柄確保;


2012年6月3日 21:05
 地下鉄サリン事件で特別手配中の菊地直子容疑者とみられる女の身柄を確保。




「菊地か」に「はい」=手配写真より痩せ、普段着姿-潜伏先前で確保、菊地容疑者


 地下鉄サリン事件で特別手配され、3日に逮捕されたオウム真理教の菊地直子容疑者(40)。

潜伏していたのは相模原市緑区の津久井湖のすぐ近くにある2階建ての物置のような建物だった。同容疑者は手配写真に比べ、かなり痩せており、素直に任意同行に応じたという。

 「相模原市内の戸建て住宅に、菊地容疑者に似た女性が住んでいる」。東京・霞が関の警視庁本部を訪れた人物が情報を寄せたのは同日午前。駆け付けた捜査員が住宅前に張り込んでいたところ、同日午後8時ごろ、同容疑者とみられる女が帰宅した。

 女は紫色のトレーナーにズボン、茶色のスニーカー姿。痩せた体形で、化粧をしている様子だった。コンビニのものとみられるポリ袋を持っていたが、身分証などは持っていなかったという。右の目元には、同容疑者の特徴とされるほくろがあった。

 捜査員が「菊地か」と問い掛けると、女は「はい」と認め、素直に捜査車両へ乗り込んだ。車内では母親の名前などをよどみなく話したといい、指紋から同容疑者本人と確認された。

 近所に住む女性(72)は「(菊地容疑者を)見たことはないが、報道を聞いて動悸(どうき)がしている」と驚いた様子。重機会社の物置を改造して、人が住んでいた感じだったといい、「確か、ごみ当番の回覧板が『高橋』の名前で回っていた」と話した。

 1995年4月から12月にかけ自宅を建て替える際、この物置の1階にある部屋を借りたことがあるという近くの男性(77)によると、部屋は風呂と台所、トイレ付きで、広さは約15畳。菊地容疑者について、「今思えば、たまに見たことがある。控えめな印象だった」と述べた。さらに男性は「2年ぐらい前から、男性と一緒に住んでいたので、普通の夫婦だと思っていたが…」と言葉少なに話した。(2012/06/04-01:10)






菊地直子容疑者か 女の身柄を確保

6月3日 21時10分

警視庁によりますと、地下鉄サリン事件で特別手配されていたオウム真理教の菊地直子容疑者とみられる女が神奈川県の相模原市内で身柄を確保されました。

女は身柄を警視庁に移されるということです。

身柄を確保されたのは、オウム真理教の信者だった菊地直子容疑者(40)とみられる女です。

菊地容疑者は、平成7年3月に起きた地下鉄サリン事件で、別の信者らとともに犯行に使われたサリンの製造に関わったとして、殺人の疑いで全国に特別手配されていましたが、3日夕方、菊地容疑者とみられる女が、神奈川県相模原市内で身柄を確保されました。

まもなく身柄を警視庁に移し、指紋などを元に最終的な確認をすることにしています。

菊地容疑者は、地下鉄サリン事件のほかにもオウム真理教による2つの事件に関わった疑いが持たれています。

平成7年5月に、東京都庁で当時の青島知事宛ての郵便物が爆発し、職員が大けがをした事件では、爆発物の原料となる火薬を、山梨県の旧上九一色村の教団施設から八王子市内の活動拠点に運んだ疑いが持たれています。

また、地下鉄丸ノ内線の新宿駅で猛毒の青酸ガスを発生させる装置が見つかった事件にも関わった疑いがあるとみられています。

菊地容疑者は、平成8年の11月頃同じく特別手配されている高橋克也容疑者(53)らと埼玉県所沢市のマンションに潜伏していたことが分かっていて、高橋容疑者の行方についても知っている疑いがあるとみて調べることにしています。

警察庁は、今年1月、特別手配されていた教団元幹部の平田信被告が逮捕されたことを受けて菊地容疑者と高橋容疑者に対する情報提供への懸賞金を1000万円に引き上げるなど行方の捜査に全力を挙げていました。

オウム真理教から名前を変えた教団「ひかりの輪」は「私たちも非常に驚いている。

事件について、今後、知りうるかぎりのことを話して捜査機関の真相解明に協力してほしい」と話しています。




※第一報は「出頭」

菊地直子容疑者か 女の身柄確保

6月3日 21時1分
地下鉄サリン事件で、特別手配されていたオウム真理教の菊地直子容疑者とみられる女が警察署に出頭しました。
出頭したのは、オウム真理教の信者だった菊地直子容疑者(40)とみられる女です。
菊地容疑者は、平成7年3月に起きた地下鉄サリン事件で別の信者らとともに犯行に使われたサリンの製造に関わったとして、殺人の疑いで全国に特別手配されていました。