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2012/04/07

【民主二元外交】 鳩山元首相、イランに到着  

2012年4月7日18時34分

鳩山氏のイラン訪問、首相は中止要請していた

野田佳彦首相が鳩山由紀夫元首相に、イラン訪問を中止するよう、電話で要請していたことが分かった。鳩山氏は7日午前(日本時間同日午後)、イランのテヘランに到着した。 
鳩山氏はアフマディネジャド大統領らと会談し、イランの核開発問題をめぐる原油供給の停滞や武力衝突の回避策などについて意見交換する考え。鳩山氏は民主党の外交担当最高顧問だが、政権は同国の核開発への憂慮を表明しており、「二元外交」の懸念も出ていた。 
前原誠司政調会長は7日の読売テレビの番組で「議員個人として行かれ、党が派遣したことではない。イランに利用されないことを願っている。いま行くタイミングではないと思う」と述べた。






鳩山氏がイラン到着 「8日に大統領と会談」

2012年4月7日20時55分
民主党の鳩山由紀夫元首相が7日午前(日本時間同日午後)、イランのテヘランに到着し、空港で記者団に「7日にサレヒ外相、8日夜にアフマディネジャド大統領と会談する」と述べた。核開発問題をめぐり、イラン側に国際社会との協調や国際原子力機関(IAEA)への協力の必要性などを訴えるとみられる。鳩山氏は党の外交担当の最高顧問だが、野田佳彦首相は訪問中止を要請していた。(テヘラン)








4月5日 17時26分

外相 鳩山氏訪問は慎重対応を

玄葉外務大臣は、参議院予算委員会で、民主党の鳩山元総理大臣が、6日から、核開発を続けているイランを訪問することについて、「政府の方針と違う態度で臨むという二元外交にならないよう慎重な対応を促したい」と述べました。

鳩山元総理大臣は、6日から核開発を続けているイランを訪れ、アフマディネジャド大統領らと会談して国際社会の懸念を払拭(ふっしょく)するよう働きかけたいとしています。

これについて、参議院予算委員会で、玄葉外務大臣は、イラン情勢が微妙な時期であり、適切ではないなどと指摘されたのに対し、「最終的には個人の判断になるが、あたかも政府の立場を代表するかのような形で行って、政府の方針と違う態度で臨むという二元外交にならないよう、慎重な対応を促したい」と述べました。

野田総理大臣も「政府や党の要請ではない。日本は、国際協調の立場であり、その立場と整合的でなければならない」と述べました。

一方、鳩山氏は記者団に対し、「玄葉外務大臣から『もっと早く外務省と相談してほしかった』という申し入れがあった。私としては1か月以上前に野田総理大臣に対して『イランに行くことを考えたい』と伝えており、理解してもらったと思っていたと述べました。

そのうえで、「『二元外交だ』と言っていては議員外交はできない。議員の一人一人が外交努力をすることが国益に結びつくことは十分ある。イランが武力的な行動を起こさないよう努力したい」と述べ、予定どおり訪問する考えを示しました。