ページ

2012/02/17

中島さんの関係者を通じて警察に情報が持ち込まれ、内偵に動きました。指紋照合で別人だとわかったようですが、I氏の生育歴なども調べたと聞いています=有田芳生氏

オセロ中島を洗脳した“女霊能師”その“素性と手口”全真相
2012.02.17
 東京都渋谷区の自宅マンションなどの家賃滞納を機に発覚した、お笑いコンビ、オセロ・中島知子(40)の「洗脳騒動」は、立ち退き訴訟にまで発展している。そんな中、「洗脳の末に中島を追い込んだ」(関係者)とされる女霊能師の素性や“手口”の全容が明らかになった。中島の周辺から相談を受けたジャーナリストで参院議員の有田芳生氏ら関係者の証言をもとに、騒動の全真相に迫った。

 中島は、滞納中の家賃支払いを巡り、事務所として使用するマンションを管理する不動産管理会社と、自宅マンションの大家である俳優の本木雅弘(46)から訴訟を起こされている。その騒動の鍵を握るのは、親族3人を引き連れて「中島に寄生している」(事務所関係者)女霊能師だ。管理会社との訴訟でも「中島と共謀の上、(中略)占有し続けるための策を弄している」と名指しされた女霊能師とは一体、何者なのか。

 「名前はI・R。大分県出身の43歳で、地元のタウン誌編集部などで働いた後に上京しています。東京ではライターなどマスコミ関係の仕事に就き、そのコネを生かして芸能界での人脈を広げたようです」(事情を知る芸能関係者)

 複数の関係者によると、I氏が「霊能者」を自称するようになったのは1999年ごろ。知り合った人に「占いや家相診断、除霊もできる」と持ちかけ、喫茶店などで“営業”をしていたようだ。

 中島の関係者から相談を持ちかけられた有田氏は、「特徴的なのは『神の計画』という言葉。『神様のお告げを代弁している』として、対象者の行動をコントロールするのです。でも、ほとんどがその日の献立に関することばかり。自分の欲望を、神の名をかたってかなえているように映ります」と断じる。

 有田氏によると、ターゲットを見定めて相手にとことん取り入るのがI氏の常套手段。衣食住、すべての生活を相手に依存するようになるのだという。

 「中島さん以外にも5、6人が被害に遭っています。相手に3000万円吐き出させたこともあったと聞いています」(有田氏)

 「I氏は中島に肉をリクエストすることが多かった」(前出の関係者)といい、自宅近くの焼き肉店にしばしば2人で訪れていたという。そんな偏った食生活のせいで、中島自身も「激太りしてしまった」(同)。

 I氏は、その“ルックス”も特徴的。1995年の地下鉄サリン事件で特別手配されている元オウム真理教信者の菊地直子容疑者(40)に「そっくり」(関係者)というのだ。


 I氏の写真を見た有田氏も「たしかに似ている」と認める。あまりに似ているため、中島の関係者が、オウム真理教に関する報道で有名になった有田氏の元にI氏の情報を持ち込んだとも。


 「相談があったのは確かです。中島さんの関係者を通じて警察に情報が持ち込まれ、内偵に動きました。指紋照合で別人だとわかったようですが、I氏の生育歴なども調べたと聞いています」(有田氏)

 そんなI氏と籠城を続ける中島。一部週刊誌は、室内の中島の様子を見た関係者の証言として、「じっと虚空を見つめていた」「座禅を組んでいた」などと報じた。14日に東京地裁で行われた管理会社との裁判の第1回口頭弁論でも、「盗難被害を警視総監に相談している」という支離滅裂な発言が明らかになっている。








オセロ中島を操る“女霊能師”の素顔…“神の計画”と焼肉店
2012.02.14

 計660万円もの家賃滞納で立ち退き訴訟を起こされているお笑いコンビ、オセロの中島知子(40)。長い隠とん生活で芸能人としてのキャリアはいまや風前のともしびだ。そんな中、注目を集めているのが、中島と共同生活を送る女霊能師の存在だ。かなりふくよかな体形で「無類の肉好き」というこの女性。人気芸人を骨抜きにした霊能師の謎多き素顔に迫る。

 中島が芸能生活最大のピンチを迎えている。都内の自宅マンションの家賃65万円を半年間滞納(計約390万円)。14日にはついに、大家の本木雅弘・内田也哉子夫妻が立ち退き訴訟に踏み切った。中島は自宅の向かいにあるマンションにも事務所として使う別の部屋を借りているが、こちらも約270万円が未納のまま。すでに訴訟沙汰に発展している。

 苦境を招いた一因は、女霊能師との共同生活によって自宅から一歩も出なくなってしまったためだ。何者なのか。

 「身長160センチ前後で体重は80キロ近く。マツコ・デラックス並みにふくよかです。見た目は、元オウム真理教幹部で特別手配犯の菊池直子容疑者にも似てますね」(中島の知人)

 複数の関係者によると、この女性は年齢不詳で大分出身。地元のラジオ局などで働いた後に上京し、旅行雑誌のライターなどとして活動していたという。

 「芸能人好きなミーハーな一面がありました。特につんく♂やSMAP、福山雅治の熱心なファン。一時は追っかけまでしていた」(同)

 そんな女性が芸能界との接点を持ち始めたのは、周囲に公言していた自身の“特殊能力”のためだ。「彼女は霊能師を自称しているようで、占いをしたり、『家相を見て除霊もできる』と吹聴していたとも聞いています。中島とは2005年ごろに出会って意気投合。自分の仕事や私生活の悩みを相談していくうちに、関係が深まっていったようです」(中島の事務所関係者)

 やがて2人は共同生活をスタート。仲良く食事する光景も目撃されていた。

 自宅近くの焼肉店の店主は「3年ほど前、平日の夕方に連れだっていらっしゃいましたよ。くつろいだ様子で、カルビやロースなど2・5人前ほどを1時間でキレイに平らげて帰りました」と振り返る。

 前出の知人によると、最近では霊能師が、郷里の母親や叔母らを呼び寄せ、中島の自宅前の事務所マンションに住まわせているとも。その親密ぶりは尋常ではない。

 中島の関係者から相談を受けた、カルト問題に詳しい参院議員の有田芳生氏は、「中島さんは女性のマインドコントロール下にあります。着る物や食べる物、生活のすべてが彼女の指示通り。まるで抜け殻のような状態になっている」と話す。

 有田氏によると、女霊能師は「神の計画」と称してその日のメニューを店名まで細かく指示。その際には、肉好きなのか、焼肉店をリクエストすることが多かったという。

 「ある時には、女性が突然、『高原のレストランを探して』とムチャな指示を与え、中島が見つけられず困り果てていた」(有田氏)

 現在、肉親との面会も拒んでいる中島。近隣住民も「姿を見かけることは全くない」といい、“籠城生活”は続いている。社会復帰を果たせる日はくるのか。








オセロ中島“転落”の軌跡…破局→不倫
2012.02.16
 オセロ・中島の生活は、イケメン俳優との破局から転落の一途をたどった。この俳優とは2003-05年ごろに交際していたが、2人が別れてほどなく俳優は結婚。中島は「かなりのショックを受けた」(知人)という。ちょうどその時期から、大物歌手との不倫に堕ちた。

 20歳以上も年上の大物歌手とは順調に交際を重ねたようにみられた。しかし、「妻と離婚して自分と結婚してほしい中島に対し、歌手側は遊びの域を出なかった」(関係者)。相方の松嶋尚美(40)が08年6月に結婚して幸せになったのとは対照的に、中島と大物歌手の関係は09年に入って破綻。傷心の中島は同年4月から女霊能師との同居を始めたのだ。

 テレビ出演などで激太りが目立つようになり、昨年4月に体調不良による休養を発表。その後、事務所とマンションの家賃を滞納するようになった。一度は立ち退きの意思をみせたものの、現在も居座り続けている。

 家賃滞納をめぐっては不動産管理会社と、大家で俳優の本木雅弘(46)からそれぞれ訴訟を起こされた。14日には不動産管理会社との裁判の第1回口頭弁論が東京地裁で開かれ、判決は28日。管理会社の訴えは認められそうで、4月にも強制執行になる見通しだ。