2月13日 8時33分
国会に設置された原発事故調査委員会は、１５日、国の原子力安全委員会の班目春樹委員長らを参考人として招き、菅前総理大臣ら政府首脳の事故対応を検証することにしています。
国会の原発事故調査委員会は、１５日、国の原子力安全委員会の班目春樹委員長や原子力安全・保安院の寺坂信昭前院長らを参考人として招くことにしています。
委員会では、班目氏から、事故直後、菅前総理大臣と現地を視察した経緯や、水素爆発や原子炉への海水注入を巡って、総理大臣官邸でどのようなやりとりがあったのか、などについて聴取し、菅前総理大臣ら政府首脳の事故対応を検証することにしています。
また寺坂氏から、原子力の規制を担当する原子力安全・保安院が、原発を推進する経済産業省のもとに置かれていることの是非などについて意見を聞くことにしています。
国会の原発事故調査委員会は、６月をめどに報告書をまとめることにしており、原子力に関する行政組織の見直しに関する提言も盛り込むことにしています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120213/t10015971291000.html
