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2011/12/03

大麻取締法違反の現行犯で麻製品製造販売会社「縄文エネルギー研究所」の経営者らを逮捕

神棚に大麻お供え 伊豆大島の会社役員ら男女7人逮捕「日本の伝統守るため」 
2011.12.2 12:24
 東京・伊豆大島の民家などで大麻を隠し持っていたとして、警視庁組織犯罪対策5課と大島署などは、大麻取締法違反(営利目的所持)の現行犯で東京都大島町差木地、自称画家、荒井唯義容疑者(65)と同町元町、自営業、高野真利子容疑者(33)を、同法違反(所持)の現行犯で、同町波浮港、会社役員、中山康直容疑者(47)ら男女5人を逮捕した。


 同課は、中山容疑者の自宅など関係先から、乾燥大麻計約490グラムと大麻草計17本を押収。中には神棚に供えられた大麻もあった。同課によると、荒井容疑者は「日本の伝統を守るためや吸うために持っていた」、中山容疑者は「大麻の栽培方法を研究したり、吸ったりしていた」などと供述しているという。

 同課によると、荒井容疑者と中山容疑者は平成11年ごろから、伊豆大島で宗教的な団体を組織し、「儀式」と称して民族衣装を着て踊るなどのイベントを開催。今回逮捕された男女もこうしたイベントに参加しており、同課は、集団で大麻を使っていた可能性もあるとみて調べている。

 荒井容疑者の逮捕容疑は、高野容疑者宅に、乾燥大麻約270グラム(末端価格約160万円相当)を持っていたとしている。









2011年12月2日12時7分
神棚に大麻飾っていた疑い 伊豆大島の宗教サークル7人
 神棚に乾燥大麻を飾っていたなどとして、警視庁は、東京都大島町(伊豆大島)で活動する宗教サークルなどに所属する男女7人を大麻取締法違反の疑いで現行犯逮捕し、活動拠点などから乾燥大麻計約490グラム、大麻草17本を押収したと2日発表した。

 逮捕されたのは、宗教サークル「ヴィジョン オブ ニューアース」主宰の荒井唯義容疑者(65)=同町差木地=や、麻製品製造販売会社「縄文エネルギー研究所」経営の中山康直容疑者(47)=同町波浮港=ら。

 組織犯罪対策5課によると、荒井容疑者ら2人は11月29日、メンバーの女(33)方で乾燥大麻約270グラムを神棚に飾るなど営利目的で所持した疑いがある。中山容疑者ら5人は同日、同容疑者宅などで乾燥大麻約220グラムや大麻草17本を所持した疑いがある。



大麻合法化主張の男ら、所持容疑で逮捕
 男は伊豆大島を拠点に、「大麻は石油に代わる資源」などと大麻合法化を主張していました。「縄文エネルギー研究所」と称する会社を経営する男ら7人が、伊豆大島にある自宅に大麻を隠し持っていたなどとして、警視庁に逮捕されました。

 警視庁に逮捕された中山康直容疑者は、東京の伊豆大島を拠点に、「縄文エネルギー研究所」と名乗る会社を経営していました。「大麻は石油に代わる資源」などと言って、「大麻の合法化」を主張していたのです。

 中山容疑者の逮捕容疑は、大麻取締法違反。警視庁によると、先月29日の朝、伊豆大島の自宅に大麻45グラムを隠し持っていた疑いが持たれています。仲間の男女6人も同じ容疑で逮捕されました。また、警視庁は、乾燥大麻490グラムと大麻草17本も押収しました。

 「中山容疑者の供述によると、中山容疑者らは、山奥の敷地で大麻を栽培していたということです」(記者)

 ビニールハウスで大麻を栽培していたという中山容疑者。

 「何をしているか分からなかったので、気味が悪かった」(島の人)
 「太陽の方、沖の方を向いて、突然裸になって踊ったり」(島の人)

 ホームページなどによると、中山容疑者は、およそ10年前に伊豆大島に移住。「縄文エネルギー研究所」を経営して、講演会などで人を集めていたといいます。

 「誰かの言いなりで生きるのをやめて、自分の個性を生かしながら、自由に楽しく生きていこうと」(講演会に出た人)

 さらに中山容疑者は、去年の夏頃からは、こんな塾も始めていました。

 「超地球人完成 中山弥栄塾

 「超地球人養成」なる講座を開いていたというのです。また、中山容疑者の知人で共に逮捕された自称・画家の男は、宗教的な団体も主催し、「大麻は榊と一緒だ」などと言って、大麻を神棚に飾っていたといいます。

 取り調べに対し、中山容疑者は、「自分で吸うため、研究のため、種を食べるために持っていた」と容疑を認める一方で、「大麻取締法の規制はおかしい」などと供述しているということです。警視庁は、中山容疑者らの活動の実態解明を進めています。(02日18:06)



伊豆大島で大麻栽培「麻薬じゃない」
 警視庁組織犯罪対策5課と大島署などは2日までに、大麻取締法違反(営利目的所持など)の疑いで、東京都大島町、中山康直容疑者(47)、自称画家の荒井唯義容疑者(65)らいずれも伊豆大島在住の男女7人を逮捕した。11月29日、それぞれの自宅などで大麻を所持するなどしていた疑い。組対5課などによると、7人はそれぞれの自宅で大麻を所持していた。押収されたのは乾燥大麻計490グラムと、大麻草17本で、中山容疑者は自宅敷地内のビニールハウスで栽培をしていたという。中山容疑者は「自分で吸うためや種を食べるため所持していた」などと容疑を認める供述をしている。

 中山容疑者は「縄文エネルギー研究所」「中山弥栄塾(いやさかじゅく)」など複数の団体を主催しており、同塾の講座では「今の日本の現状っていうのは、とにかく麻がないってことで『ま(麻)ぬけ』。大麻は麻薬ではない」などと主張していた。

 逮捕を受け、取材に応じた弥栄塾の関係者は「中山さんは『大麻のエネルギーは、人間のよりよい共生社会を作っていく上で必要なもの』という素晴らしい思想を持っている人です。縄文時代の人びとは、大麻のエネルギーを有効に使っていたんです」とコメント。逮捕については「大麻取締法はいい法律だとは思えませんが、法律は法律。それを守っていなかったということだから、軽率だったのではないでしょうか」とした。

 同塾は、昨年4月から都内を中心に10回の講座を開いており、多い時には約100人が訪れたという。来年1月28日に開催予定の第11回講座についても関係者は「中山さんの所持量は少なかったと聞いていますので、それまでに釈放されると思うので間に合うと思います」とし、開催するつもりだという。

 [2011年12月3日8時24分 紙面から]







中山康直 (なかやま やすなお)
静岡県生まれ、民族精神学博士、平和活動の実践者。
13歳の時に臨死体験で惑星文化(プレアデス文化)の記憶を授かり、その記憶をきっかけとして、麻の研究を始める。1997年 丸井英弘弁護士と「麻エネルギー研究開発学会」を設立。1998年 循環型調和社会を実現させるための機関として「縄文エネルギー研究所」を設立、古代技術の現代的な活用を基本に神宮の大麻文化の研究とヘンプ製品の開発を本格的に始める。2003年 俳優の窪塚洋介氏と「地球維新」というTVドキュメンタリー番組を共同企画。船井オープンワールドをはじめ講演実績多数。著書に「麻ことのはなし」などがある。


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