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2011/09/24

福島第一原発1号機、着火源がないので、直ちに爆発のリスクが高いとは言えない

配管内、ほとんど水素か=「爆発恐れなし」見解変えず-福島第1原発事故
 福島第1原発1号機の格納容器につながる配管から1%を超える濃度の水素が検出された問題で、東京電力は24日、配管内部の気体はほとんどが水素である可能性が高いと発表した。東電の松本純一原子力・立地本部長代理は同日の記者会見で、「着火源がないので、直ちに爆発のリスクが高いとは言えない」と述べた。


 東電によると、23日午後に配管の出口部分の気体を複数回測定したところ、いずれも「水素を含む可燃性ガスが100%以上」との数字が出た。今後、水素だけを計れる測定器を用意し、正確な濃度を測定する方針。(2011/09/24-12:28)

http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2011092400167




福島原発1号機、配管内気体は水素 爆発の危険低い
東電発表
2011/9/24 20:30
 東京電力は24日、福島第1原子力発電所1号機の格納容器につながる配管内の気体はほぼすべて水素である可能性が高いと発表した。水素は可燃性ガスで、気体中の水素濃度が4%、酸素濃度が5%を超え着火源があると爆発の恐れがある。ただ配管内に酸素はほとんどないとみられ、着火源もないため爆発の危険性は低いとしている。

 東電は22日に配管内で水素を検出し、23日午後に可燃性ガス測定器を使って再度調査。配管内はほぼ水素で満たされていると判断した。正確な水素濃度は分かっておらず、高濃度の測定が可能な計器の調達を急ぐ。配管から水素を抜く方法も検討する。

 2、3号機の格納容器につながる配管でも水素がたまっている可能性があるため、慎重に作業を進める考えだ。