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2011/08/22

22日、米バイデン副大統領、モンゴルのウランバートルを訪問。 夜には日本へ。

バイデン米副大統領、中国訪問を終えモンゴルへ
2011-08-22 11:02:33
 アメリカのバイデン副大統領は22日、中国訪問を終えて成都を離れ、モンゴルへ向い、アジア歴訪を続けています。中国を訪問期間中に、バイデン副大統領は北京と四川を訪れ、胡錦涛主席ら中国の指導者と会談し、習近平国家副主席と数回にわたって接触しました。バイデン副大統領は多くの場で、「アメリカは投資者を失望させない」と強調しました。
 政治会談のほか、バイデン副大統領は中米企業家座談会に出席し、また四川大学で講演を行うと共に、汶川震災後再建された都江堰市の中学校を見学しました。北京では、民間のレストランで伝統的な麺料理「炸醤麺」(ジャージャー麺)を試食し、市民の関心を呼び起こしました。

 バイデン副大統領はさらに、目下最も注目されているアメリカの長期国債問題や、中米間における議論のハイライトである双方の貿易と知的財産権の保護問題、および朝鮮半島の核問題など地域の安全問題について言及しました。中米関係についてバイデン副大統領は、「協力ということのみでなく、両国間には多くの分野において良好な競争が存在している。中国の台頭はアメリカないし世界の利益に合致する」と述べました。(董燕華、中原)






米副大統領 モンゴル訪問で協力の将来を議論
22.08.2011, 11:13
 アメリカのジョセフ・バイデン副大統領はモンゴルの首都ウランバートルで、アメリカとモンゴルの協力関係の将来について協議する。バイデン副大統領は22日、公式訪問のためモンゴルに到着した。
 今回の訪問は、モンゴルのスフバアタリン・バトボルダ首相の招きによるもので、バイデン副大統領はモンゴルメディアとのインタビューのなかで、アメリカは、地域の活動に積極的に参加する繁栄したモンゴルを支持している、と語っている。

 バイデン副大統領は、アメリカとモンゴルの協力は共通の社会的制度と戦略的利害に基礎を置いたものである、と指摘している。









2011.08.18 Thu posted at: 12:56 JST
バイデン副大統領が訪中、日本では復興支援確認へ
(CNN) バイデン米副大統領が17日に北京に到着し、5日間の日程で中国訪問を開始した。中国の後はモンゴルと日本を訪問する。

バイデン副大統領は米中相互交流の一環として、中国の習近平(シー・チンピン)国家副主席の招きを受けて訪中。習氏は胡錦濤(フー・チンタオ)国家主席の後継となることが事実上確定しており、トニー・ブリンケン副大統領補佐官(国家安全保障担当)は「今回の訪中の主な目的は、中国の将来の指導部と交流して習副主席と関係を構築し、米中関係の多岐にわたる問題について話し合うことにある」と説明している。

バイデン副大統領は胡主席と温家宝(ウェン・チアパオ)首相とも会談する予定で、主に米国の債務危機に対する対応について説明するとみられる。中国は米国債の最大の保有国であり、米国に対して国債の安全性を保証するよう求めていた。

19日には四川省の省都、成都を習氏とともに訪れて大学で講演し、世界文化遺産に指定された利水施設の都江堰(とこうえん)や、2008年の地震で被災して再建された学校などを視察する。

次の訪問国モンゴルでは首都ウランバートルを訪れて両国の外交関係強化を確認。日本では引き続き震災や原発事故からの復興を支援する姿勢を表明し、現地で支援活動に当たっている米国の民間人や兵士をねぎらう。






2011年 8月 22日(月曜日) 17:13
アメリカ副大統領のモンゴル訪問
アメリカのバイデン副大統領が、中国訪問を終え、22日月曜、モンゴルの首都ウランバートルに入りました。

バイデン副大統領は、モンゴル政府の高官と、核問題を中心に様々な問題について話し合うことになっていますが、モンゴルのメディアはそれを否定しています。モンゴルのザンダンシャタル外務大臣は、「メディアではアメリカとモンゴルの核協議に関して報道されているが、両国の間で核廃棄物に関する議論が交わされることはない」と語りました。

毎日デイリーニューズは、最近、「アメリカとモンゴルの高官の間では、核廃棄物に関する話し合いが行われる可能性が高い」と報じました。また以前の報告、特にアメリカの情報筋の報告でも、「アメリカは、モンゴルを自国の核廃棄物の処分場とするため、この国の政府を説得しようとしている」とされていました。

これに対し、モンゴル政府の関係者は、毎日デイリーニューズに、誤った記事を載せたとして抗議の書簡を送り、誤った報道で世論を刺激しないよう求めました。

こうした中、モンゴルの緑の党をはじめとする民間団体は、バイデン副大統領の訪問に抗議する準備を進めていると伝えられています。モンゴルの国営通信は、「モンゴルの緑の党は、アメリカや日本との核協定の締結に反対しており、エルベグドルジ大統領に宛てた 書簡の中で、この協定の実施を見直すよう求めている」としています。

モンゴルは、アメリカや日本との間で、核燃料やウランを輸出する代わりに、その廃棄物を引き取ることで合意していますが、モンゴルに核廃棄物を埋める問題は、政府関係者や政党間の間に深刻な対立を引き起こしています。

緑の党は、書簡の中で、「モンゴル政府はこの計画を受け入れることで、国と国民の安全を脅かしている」と警告しています。緑の党はまた、「政府は、アメリカや日本との間で締結した核協定の詳細を明らかにしていない」とし、政府を強く非難しています。