2011/5/3 20:04
超党派による日中友好議員連盟(自民党の高村正彦会長)の訪中団が3日、北京に着いた。4日には中国の次期最高指導者、習近平国家副主席らと会談。新世代との人脈づくりを狙う。
訪中したのは高村、町村信孝両元外相や林芳正氏ら自民党議員を中心に、公明、共産両党を含む計8議員。民主党は衆院法務委員長の奥田建氏を派遣した。
菅政権は昨年の中国漁船衝突事件での拙い対応で中国とのパイプの細さを露呈。中国側には「民主は中国を軽視している」との疑念がくすぶる。関係者によると、習副主席は「民主に偏らず自民などとのパイプもきちんとつないでおくように」と指示したという。
同議連とは別に、鳩山由紀夫前首相も3日からのカザフスタン訪問後、5日に訪中する。北京で「東京ガールズコレクション」に出席し、習副主席とも会談する予定。(北京=島田学)