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2011/04/14

京大原子炉実験所の今中哲二助教、飯館村の一部について「人が住むのに適したレベルではない」=国際環境非政府組織(NGO)の「FoE Japan」などが主催の報告会

飯館村「人が住めるレベルではない」 京大助教らが現地調査
(04/14 06:55)
 福島第1原発事故による放射能汚染を独自に調査した京大原子炉実験所の今中哲二助教らによる報告会が13日、国会内で開かれた。今中氏は、同原発から北西に25~45キロに位置する飯館村の一部について「人が住むのに適したレベルではない」と指摘、汚染の深刻な状況を訴えた。


 今中氏は、3月28、29の両日、飯館村の130地点で空気中や土壌で放射線量を測定。原発から遠い同村北部の空気中の放射線量は1時間当たり3~4マイクロシーベルトだったのに対し、原発に近い南部に行くと20マイクロシーベルト程度に上がったことを説明した。

 同村曲田地区の土壌からはセシウム137を1平方メートル当たり2200キロベクレル検出し、旧ソ連のチェルノブイリ原発事故による強制移住基準1480キロベクレルを超えた。

 3カ月居続けた積算被ばく量は100ミリシーベルトに達するといい、「原子力安全委員会の防災指針で『避難』とされる50ミリシーベルトを超える」と危険性を述べた。

 また、専門家の多くが「直ちに健康に影響はない」と安全性を強調していることについて「直ちに影響がないのは急性障害で、問題なのは(障害が後年に出る)晩発性のがん、白血病、遺伝的影響だ」と批判した。

 報告会は、国際環境非政府組織(NGO)の「FoE Japan」などが主催した。






2011年4月13日 衆議院第三議員会館
原発震災から子どもたちを守れ!
放射能汚染調査から見た福島とチェルノブイリ(今中哲二)







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氏名 岡崎時春
略歴・プロフィール  電機メーカーを定年退職後、「気候変動問題」「開発金融と環境社会配慮」をテーマに政策提言活動を開始。1999年、木材を含む農業分野の自由化が主要議題となったWTO(世界貿易機関)シアトル会合に参加したのを機に、熱帯林・北方林保護と国内林業の活性化に重点を置き、「フェアウッド」なる造語をつくり、キャンペーンを立ち上げた。FoE Japan副代表理事を兼任、林業の現業にも従事
本店所在地 〒171-0014
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