年代別では、東国原氏が20代、30代ではトップだったが、40代以上では石原氏が他候補を圧倒
無党派層、石原氏がリード=各層から幅広い支持-都知事選【統一選】
時事通信社が実施した東京都知事選の出口調査によると、石原慎太郎氏が自民支持層の7割、公明支持層の6割以上を固めた上、無党派層でも他候補をリードするなど、幅広い支持を集めた。
石原氏に投票したのは、自民支持層で73.0%、公明支持層で63.9%。全体の約半数を占める無党派層でも、石原氏は35.1%を獲得し、東国原英夫氏の31.6%、渡辺美樹氏の20.2%を上回った。
民主支持層では東国原氏が32.2%とトップだったが、石原氏も29.1%、渡辺氏も28.1%を獲得し、3分された形だ。
ただ、前回都知事選で石原氏に投票した人のうち、今回も石原氏に投票したのは55.9%にとどまり、22.6%が東国原氏、16.0%が渡辺氏に流れた。
年代別では、東国原氏が20代、30代ではトップだったが、40代以上では石原氏が他候補を圧倒。男女別でも、石原氏が男女ともに4割以上を獲得した。
時事通信社は10日の都知事選で、投票を終えた有権者に出口調査を実施。都内の50投票所で、男性2019人、女性1875人の計3894人から回答を得た。 (2011/04/10-21:16)
http://www.jiji.com/jc/zc?key=%c5%ec%b9%f1%b8%b6&k=201104/2011041000251