2011年4月16日 11:22
気象庁によると、午前11時19分ごろ、震度5強の地震があった。
震度5強を観測したのは、茨城南部。
震度5弱を観測したのは、埼玉北部。
震度4を観測したのは、茨城北部、栃木北部、栃木南部、群馬北部、群馬南部、埼玉南部、千葉北西部、東京23区。
【地震】茨城南部で震度5強 福島原発異常なし(04/16 11:45)
16日午前11時19分ごろ、茨城県南部で震度5強を観測する地震がありました。この地震による津波はありません。
午前11時19分ごろ、茨城県南部を震源とする地震があり、茨城県鉾田市で震度5強、埼玉県加須市や茨城県常陸大宮市で震度5弱を観測しました。この地震による津波の心配はありません。東海道新幹線は地震直後に東京-小田原間で一時運転を見合わせていましたが、午前11時半に運転を再開したということです。茨城県警によると、これまでのところ、けが人などの情報はないということです。また、東京電力によると、福島第一原発では停電などは起きておらず、原子炉への注水ポンプは正常に動いているということです。
茨城震度5強「余震とみていない」気象庁 震源は茨城南部と訂正
2011.4.16 14:03
16日午前に茨城県南部で震度5強を観測した地震について、気象庁は同日午後の記者会見で「3月11日の本震の余震域から外れており、余震とはみていない」と説明。別の地震が誘発されたか、単独で発生したとの見解を示した。
会見した気象庁の長谷川洋平地震情報企画官によると、今回の地震は東日本大震災の本震である東北地方太平洋沖地震とは異なるプレートの境界付近で発生。「定常的に地震活動が活発な場所だが、3月(11日)の本震を受けてひずみがたまり、影響が及んだ可能性もある」という。
この地震の余震については「震度4程度が予想され、それほど心配ない」とした上で、「本震の余震活動が続いており、土砂災害や家屋の東海などの危険性が高まっているおそれがある。引き続き十分に注意してほしい」と述べた。
また発生当初、「栃木県南部」としていた震源について「茨城県南部」に訂正した。