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2011/03/25

大気中の放射線量を測定する特殊車両数台や防護服など、フランスからの救援物資約150トンを積んだ大型輸送機「アントノフAn-225」が25日、成田空港に到着

フランスから放射線量測定特殊車両 成田到着
2011.3.25 18:30



 東日本大震災で深刻な被害を受けた東京電力福島第1原発の事故を受け、大気中の放射線量を測定する特殊車両数台や防護服など、フランスからの救援物資約150トンを積んだ大型輸送機「アントノフAn-225」が25日、成田空港に到着した。

 外務省によると、特殊車両は同日中にトラックなどで福島県に陸送。飲料水や毛布といった物資も東北地方や茨城県に運ぶ。

 航空関係者によると、An-225は、旧ソ連が1機だけ製造した世界で最も重い航空機。重量約175トンでエンジン6基を備え、総重量が最大600トンでも離陸可能という。

 昨年2月には、ハイチ大地震復興支援の国連平和維持活動のため、陸上自衛隊がチャーターして重機などを運んだ。





フランスから支援物資、成田に到着=大型輸送機で毛布など-東日本大震災
 東日本大震災の被災者向けの支援物資を積んだ大型輸送機アントノフが25日早朝、フランスから成田空港に到着した。

 支援物資は毛布7000枚、ミネラルウオーター10万本、果物の缶詰5トン、乾燥スープ5万食、医薬品・医療関連品5トンなど。他に放射線量計測設備、大気モニタリング用トレーラー1台、環境放射線測定用トラック3台なども持参した。(2011/03/25-13:35)

http://www.jiji.com/jc/zc?k=201103/2011032500485