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2011/03/13

アメリカの原子力規制委員会が福島第一原発と同じ型の沸騰水型原子炉の専門家2人を派遣

米 原子炉の専門家を派遣
3月13日 9時30分



福島県の原子力発電所で起きた事故を受けてアメリカの原子力規制委員会は、専門家2人を派遣したことを明らかにしました。

2人は原子炉の専門家で、USAID=アメリカ国際開発庁の緊急援助隊の一員として、13日、日本に到着したあと、日本側の専門家と今後の対応などついて意見を交わすということです。

原子力規制委員会は、アメリカの原子力発電所の管理や監督を行う政府機関で、ジャズコ委員長は「われわれは、世界でも最も専門性の高い技術者を抱えており、できるかぎりの支援をしたい」と話しています。






米、原子炉の専門家を日本に派遣

 アメリカの原子力規制委員会は12日、福島第一原発と同じ型の沸騰水型原子炉の専門家2人を日本に派遣したと発表しました。

 2人の原子力専門家は、救援活動を行うアメリカ国際開発庁のチームの一員として派遣されたもので、発表では、それ以上の具体的な支援内容には言及していません。しかし、原子力規制委員会のジャッコ委員長は、「あらゆる可能な支援を行う用意がある」としています。

 福島第一原発の事故は、アメリカ国内でも非常に関心が高く、12日にはCNNテレビが日本の藤崎駐米大使をスタジオに招いて、「メルトダウンと言っていい状況か」と繰り返し問い詰める場面もありました。(13日12:26)