2011/3/13 14:50
【シリコンバレー＝奥平和行】インターネット検索最大手の米グーグルは12日、東日本巨大地震の被災地の空撮写真を公開した。衛星写真地図ソフトの開発で提携する米ジオアイが地震発生後に撮影した写真を、以前の写真と組み合わせて提供。「情報提供により救助などの一助としたい」としている。
公開したのは、津波被害が大きかった仙台市若林区荒浜や宮城県名取市閖上など13地点の写真。データ量が１枚あたり3000キロバイト程度の高精細なものだ。地震前の写真では一軒一軒の建物や駐車場に止まっている自家用車などが確認できるが、被災後は建物などがすっかりなくなっており、被害の大きさが分かる。
写真は同社サイト（https://picasaweb.google.com/118079222830783600944/Japan#）から取り込めるほか、衛星写真地図ソフト「グーグル・アース」を通じてみることができる。
https://picasaweb.google.com/118079222830783600944/Japan#
