2011年3月14日 3:49
福島第一原発の周辺の一部住民らが被ばくした問題で、福島県は今後、全ての避難所で放射能の検査を行うことを決めた。
福島県はこれまで、被ばくが確認された人に緊急で放射能を除去する除染作業を行ってきたが、全ての避難住民への今後の対策について、有識者らを交えて協議した。その結果、福島県内254か所全ての避難所で検査を実施することを決めた。
一定基準以上の放射能が検知された人には、全身の除染作業を行う一方、基準を下回る人には、手や顔など放射性物質が付着した部分を水で洗い流したり、ぬれたタオルで体の表面を拭いたりするよう勧めるという。