島第1原子力発電所3号機の爆発でけがをした男性自衛官を放射線医学総合研究所が受け入れ。 命に別条はないという
福島第1原発3号機の爆発で被ばくした男性自衛官、放射線医学総合研究所で治療開始
福島第1原子力発電所3号機の爆発でけがをした男性自衛官が、千葉市の放射線医学総合研究所に搬送された。
男性自衛官は、発電所近くで作業をしていたが、14日午前11時すぎ、福島第1原発3号機の水素爆発で飛んできたコンクリート片で片ひざ上の皮膚が裂けるけがをし、病院に搬送された。意識はあるという。
簡易放射線測定を行った結果、一定程度の被ばくが認められたため、内部被ばくの可能性もあるとして、千葉市の放射線医学総合研究所が受け入れを決めた。
自衛官は、ヘリコプターで福島・郡山市の病院を出発し、14日午後8時半すぎ、放医研に到着した。
簡易放射線測定を行った結果、男性自衛官に一定程度の被ばくが認められたが、命に別条はないという。
文科省は、男性の傷から何らかの被ばく物質が体内に入り、内部被ばくの可能性もあるとして、念のため日本で一番、放射線医学の研究を進めている放射線医学総合研究所に搬送し、治療することを決めたという。
男性はヘリコプターで14日午後7時半、福島・郡山にある病院を出発し、14日午後8時半すぎに放医研に到着し、治療が始まっているという。
(03/14 22:48)