前宮崎県知事の東国原英夫氏(53)は25日、新たな政治団体の設立パーティーを東京都内で開いた。4月10日投開票の都知事選を視野に入れた政治活動の一環とみられる。同氏は記者団に対し、3月上旬までに態度を明らかにする考えを示した。
団体名は「英(はなぶさ)の会」で、永田町にある同氏の事務所内に設置。今月10日付で都選管を通じ、総務省に届け出た。設立パーティーは非公開で行われ、東国原氏の支援者ら約50人が集まった。
都知事選をめぐっては、共産党政策委員長で前参院議員の小池晃氏(50)と、外食大手「ワタミ」前会長の渡辺美樹氏(51)がこれまでに出馬を表明。石原慎太郎知事(78)は進退を明らかにしていない。(2011/02/25-16:19)
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201102/2011022500684&rel=j&g=pol
東国原氏、東京で政治団体 都知事選出馬言及せず
2011年2月25日20時50分
東国原英夫・前宮崎県知事が代表を務める政治団体の発足会が25日、東京都内のホテルであった。
東国原氏の事務所によると、政治団体は東国原氏が活動拠点を宮崎県から都内に移したことに伴い、今月設立した。この日は同県出身などの支援者約50人が出席。会合は非公開で行われ、出席者によると、東国原氏は「今後の活動はあらゆる可能性を考えている。政治家として1段上、2段上をめざしたい」などと話し、4月の都知事選への立候補については言及しなかったという。
東国原氏は会合前、報道陣に「3月10日ごろまでに、都知事選に対する態度を明らかにしたい」と話した。