2011年2月13日 10時22分 更新:2月13日 10時30分
13日午前0時ごろ、三重県名張市赤目町丈六(じょうろく)、天理教名滝(なたき)分教会(堀内茂教会長)から出火、居宅や神殿などがつながっている木造一部2階建ての建物1棟延べ約464平方メートルを全焼し、焼け跡から2人の遺体が見つかった。県警名張署によると、堀内教会長の妻和代さん(55)と、高校3年の次女未代理(みより)さん(18)と連絡が取れておらず、遺体は2人ではないかとみて調べている。
同署の調べでは、同分教会は、教会長の堀内さん(57)と和代さん、未代理さんの3人暮らし。和代さんが火事に気付いて堀内さんを起こし、堀内さんが居宅西側の神殿からご神体を取って戻ったところ、火は燃え広がっていたという。未代理さんは2階で就寝中だったという。
現場は、近鉄赤目口駅の北西約500メートルの田園地帯。【宮地佳那子】
民家火災で2人死亡=妻と次女か-三重・名張
13日午前0時ごろ、通行人から「遠方で何かが燃えている」と110番があり、三重県警名張署が名張市赤目町丈六、天理教名滝分教会兼同教会長堀内茂さん(57)方から出火しているのを確認、地元消防が消火に当たったが、木造2階建て約460平方メートルが全焼し、焼け跡から女性2人の遺体が見つかった。堀内さんにけがはなかった。
県警名張署は、遺体は連絡が取れなくなっている堀内さんの妻和代さん(55)と次女で高校3年の未代理さん(18)とみて身元の確認を急ぐとともに、燃え方が激しい浴室を中心に出火原因を調べている。(2011/02/13-11:32)