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2011/02/01

枝野幸男官房長官、革マル派が浸透しているとされるJR総連とJR東労組からの献金を指摘される

枝野氏「今後は献金断る」 革マル影響下労組から
2011.2.1 19:21



 枝野幸男官房長官が、日本革命的共産主義者同盟革命的マルクス主義派(革マル派)の影響下にあるとされる労働組合から過去に献金を受けていた問題について、枝野氏は1日の衆院予算委員会で「今後は『李下に冠を正さず』ということもあり、献金などは断らせていただく」と述べた。自民党の柴山昌彦氏の質問に答えた。

 問題の労組は、全日本鉄道労働組合総連合会(JR総連)と東日本旅客鉄道労働組合(JR東労組)で、平成8年以降、断続的に計約800万円を枝野氏側に献金していたとされる。枝野氏は両労組との関係について「連合加盟の各産別との付き合いの範囲内で、それ以上でもそれ以下でもない」と釈明した。

 政府は昨年5月、「(両労組には)影響力を行使しうる立場に革マル派活動家が相当浸透している」との答弁書を閣議決定している。






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 枝野幸男官房長官は1日の衆院予算委員会で、革マル派が浸透しているとされるJR総連とJR東労組からの献金を指摘され「今後は『李下(りか)に冠を正さず』で、献金の申し出があってもお断りする」と述べた。

 政府は昨年5月に閣議決定した答弁書で、両労組について「影響力を行使し得る立場に革マル派活動家が相当浸透している」としている。

 自民党の柴山昌彦氏が、枝野氏の政治団体が1996~2009年に両労組から計794万円の献金を受けていたと指摘した。

 菅直人首相は「いろいろな団体に支援をいただいているが、社会的に問題がある団体との関係は気を付けなければならない」と述べた。(共同)

 [2011年2月1日21時43分]