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2010/12/25

小沢一郎氏と菅首相が再び会談 鳩山前首相、連合会長らが同席

首相と小沢氏が再会談 連合会長が同席 仙谷長官は招かれず
2010.12.25 12:02

 菅直人首相(民主党代表)と小沢一郎元代表は25日午前、連合の古賀伸明会長を交えて都内のホテルで会談した。来年の通常国会や統一地方選をにらみ、岡田克也幹事長ら党執行部が「障害」と位置づける小沢氏の国会招致問題に関して意見交換したとみられる。小沢氏の問題をめぐって党分裂の可能性もささやかれる中、民主党最大の支援組織が事態収拾に乗り出した形だ。

 会談には古賀、岡田両氏のほか、鳩山由紀夫前首相、輿石東(こしいし・あずま)参院議員会長らが同席した。



 連合関係者は会談の趣旨を「統一地方選の厳しい現状について政府と党のしかるべき人に意見を聞いてもらうためだ」と説明している。ただ、政府高官である仙谷由人官房長官は招かれず、逆に現政権に批判的な鳩山氏が同席していることから、会談は小沢氏の国会招致にブレーキをかける意味合いが強い。

 首相と小沢氏は20日、首相官邸で1時間半あまり2人きりで会談。衆院政治倫理審査会(政倫審)への出席を求める首相に対し、小沢氏は「出る必要性がない」と拒否した。


 首相は同日夜、記者団に「小沢さんから新しい話がないのであれば会っても仕方がない」と再会談に慎重な姿勢を示していた。

 この日の再会談でも、小沢氏は政倫審への出席を拒否したとみられる。さらに、挙党一致を求める連合の後押しを得て、仙谷氏らの更迭を含む大幅な内閣改造の必要性を訴えた可能性もある。

 統一地方選に向けた「障害」については、小沢氏の政治とカネの問題とする意見がある一方、参院で問責決議された仙谷氏と馬淵澄夫国土交通相だとする意見の両論が党内にあり、この日の会談でも意見の一致は難しかったとみられる。