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2010/12/21

海老蔵から殴られたと主張する不良グループの元リーダー(29)の代理人、藤本勝也弁護士が20日、代理人を辞任

海老蔵殴打事件 元リーダー側の弁護士が辞任

 歌舞伎俳優の市川海老蔵(33)が殴られ重傷を負った事件で、海老蔵から殴られたと主張する不良グループの元リーダー(29)の代理人、藤本勝也弁護士が20日、代理人の辞任を発表した。

 マスコミ各社にファクスを送り「委任関係を解消し、辞任することに相成りました」と報告。理由について「方針の不一致等諸般の事情」とし、「後任の弁護士が正式に委任された場合には、その方に判断をゆだねたく存じます」と今後一切関わらないことを明記した。

 藤本氏はこの日夜、東京都渋谷区の弁護士事務所で報道陣に対応。19日に元リーダーとメールで連絡を取り合ったといい、「いくつかの原因があって、(委任関係を)終わりにしようということにしました」と話すにとどめた。連日報道陣に対応しており、17日には「スタンドプレーだった。貝にならなきゃいけない」と代理人を外れることを示唆していた。

 藤本氏と元リーダーは当初、一方的な被害者であると主張する海老蔵に反論。しかし16日などに予定していた記者会見を延期、元リーダーが現段階で被害届を出さない意向を固めるなど、事件は沈静化へ向かう気配を見せていた。
[ 2010年12月21日 ]




12/21 08:00
元暴走族リーダー弁護士が辞任…「海老蔵も殴った」うやむやに?

 歌舞伎俳優の市川海老蔵(33)が顔などを殴られ重傷を負った事件で海老蔵から暴力を受けたと主張する元暴走族リーダー(29)の代理人、藤本勝也弁護士(65)が20日、代理人を辞任すると発表した。理由は「方針の不一致等諸般の事情」という。藤本弁護士は今週中に元リーダーと話し合い、何らかの結論を出したいとしていたが、全て白紙に。海老蔵と元リーダーをめぐるトラブルの真相はこのまま、うやむやになるのか、新たな局面を迎えるのか不透明な状態だ。

 先月25日早朝、東京・西麻布での暴力事件の真相を明らかにしたいと主張していた元リーダーの代理人の弁護士が突然、辞任した。この日、マスコミ各社にファクスで伝えた。

 「二度にわたり市川海老蔵氏とT・I氏(元リーダー)との間にあった事実関係についてご説明するとお知らせしておきながら実施できなかったこと、誠に申し訳なくお詫び申し上げます。このような状況で、誠に心苦しいことではございますが、T・I氏との本件に関する方針の不一致等諸般の事情により、委任関係を解消し、辞任することと相成りましたことをお知らせ申し上げます」

 藤本弁護士によると、12月初旬に契約した元リーダーと18日に電話で話し合い、翌19日に携帯メールで辞任する意思を伝えたという。元リーダーも報道陣が事務所に押しかけるなど「これ以上、迷惑をかけられません」と了承し、この日の辞任発表となった。また、ほかの事案など従来の業務に支障が出ていることも理由の一つになった。

 藤本弁護士は、元リーダーが海老蔵に暴力を振るわれたことを証明することを目指していた。当初は、被害届を提出し、法廷闘争も辞さない構えだった。事件の真相を世間に訴えようと会見の開催も予定したが、結果的には2度キャンセル。次第に海老蔵側の出方を見ながら示談解決への道を模索するようになっていた。

 元リーダーとは13日に直接会って2時間会談し、その後は電話やメールのやりとりで連絡を取り合っていたという。藤本弁護士は「ガラス張りにしようと思っていましたけど…」と言葉を濁した。

 藤本弁護士の辞任により、年内をめどに予定されていた会見は白紙となった。今後については、「後任の弁護士が正式に委任された場合は、その方に判断をゆだねたく存じます」としている。

 ◆元リーダー側のこれまでの動き
▼12月13日 藤本弁護士ら2人の弁護士が16日に会見、その前に被害届を提出する意向を示す。藤本弁護士は2時間、元リーダーと会談。
▼同14日 藤本弁護士が16日の会見まで被害届は出さず、海老蔵側の対応を見る姿勢を明かし、示談も視野にいれていることを示唆。
▼同15日 藤本弁護士が16日の会見を急きょ、延期。取材申し込みが殺到し、会場が混乱するためと説明。
▼同16日 藤本弁護士の事務所に所属する高安弁護士が「見通しとしては、示談にはならない」と話し、法廷決着を示唆。
▼同17日 海老蔵が先に殴ったとして被害届の提出を検討していることを示唆していたが、藤本弁護士は法廷闘争ではなく、円満解決の道を模索することをにおわせた。






元リーダー側分裂?弁護士を“解任”

 歌舞伎俳優・市川海老蔵(33)とトラブルを起こした元暴走族リーダーの男性T・I氏の代理人を務めていた藤本勝也弁護士(65)が20日、辞任することを明らかにした。報道陣に対し、「ここ数日で依頼人(リーダー)が消極的になった」と話し、方針の不一致による辞任と説明。被害届を提出してまで、海老蔵と徹底抗戦するとみられたリーダー側が、方針転換したとみられる。同弁護士は、リーダー側が「被害届を準備している」と示談をちらつかせたり、「T・I君」などと依頼人のイニシャルを明かすなど、異例づくしの“戦法”で注目を集めていた。

  ◇  ◇

 代理人らしからぬ自由奔放な発言で、ワイドショーの“主役”となっていた弁護士が、ついに辞任に追い込まれた。20日夜、弁護士事務所で取材に応じた藤本氏は「真実を明らかにしてガラス張りでやっていこうとしていた。しかし、ここ数日で依頼人(リーダー)の態度が消極的になってきたので『委任を解消するか』とメールすると、向こう(リーダー側)も『このまま(方針が一致しないまま)ではご迷惑をおかけする』と。それで昨日(19日)辞任を決断しました」と説明した。

 これまではリーダーが海老蔵に殴られ全治4週間のケガを負ったとし、被害届を提出して“海老蔵による暴行”を主張する方針だった。しかし、1週間ほど前から、リーダー側が海老蔵との法廷での“全面戦争”を避ける方針に転換。15日には翌16日に予定していた会見をドタキャンした。今回の辞任劇で、被害届を提出せずに、水面下で和解に持ち込みたい意向が明らかとなった。

 藤本弁護士は20日、報道各社に辞任を発表するファクスを送信。直後には弁護士事務所の職員が報道陣に「解任ではなく辞任」と強調したが、依頼人と分裂した事実上の“解任”ともとれる。

 藤本弁護士は伊藤リオン容疑者の逮捕後、「(リーダー側が)被害届を提出する」と明かしたかと思えば、「(16日の)会見までは出さない」と示談をちらつかせるなど、「ガラス張り」の発言を繰り返してきた。

 さらに、17日のマスコミあてファクスでは「T・I君」とリーダーのイニシャルを明かすなど、ユニークな“戦法”で話題をふりまいてきた。

(2010年12月21日)