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2010/11/02

公安3年半ぶりに全国のオウム真理教計33施設を一斉立ち入り検査

オウム全国施設に一斉検査 15都道府県の33施設

 公安調査庁は1日、団体規制法に基づき、全国15都道府県にあるオウム真理教の計約33施設を一斉に立ち入り検査した。一斉検査は2007年5月以来、約3年半ぶり。


 教団主流派「アレフ」と、分派した上祐史浩氏が率いる「ひかりの輪」の両施設が対象。公安調査官約250人が午前7時半すぎ、一斉に各施設に入った。

 アレフが今年3月、最大拠点となる東京都足立区の新施設を取得するなど、組織の活動が活発化しているため、信者の動向や資産状況を把握するのが目的。

 同施設をめぐっては足立区が10月、活動内容の報告を義務付け、従わない場合は立ち退きを命じる条例を成立させた。

2010/11/01 20:17 【共同通信】






11月2日(火) 信濃毎日新聞WEB
オウム施設を一斉検査 小諸など全国33カ所-【信濃毎日新聞】
 公安調査庁は1日、団体規制法に基づき、長野を含む15都道府県にあるオウム真理教の計33施設を一斉に立ち入り検査した。一斉検査は2007年5月以来、約3年半ぶり。 教団主流派「アレフ」と、分派した上祐史浩氏が率いる「ひかりの輪」の両施設が対象。アレフが今年3月、最大拠点となる東京都足立区の新施設を取得するなど、組織の活動が活発化しているため、信者の動向や資産状況を把握するのが目的。同施設をめぐっては足立区が10月、活動内容の報告を義務付け、従わない場合は立ち退きを命じる条例を成立させた。

 県内では1日午後2時半ごろから午後5時すぎまで、「ひかりの輪」の小諸施設(小諸市加増)に同庁長野公安調査事務所(長野市)の調査官7人が入り、使用状況や関係者の活動状況などを調べた。 同庁によると、「アレフ」は昨年11月に松本施設(松本市双葉)から撤退、県内の検査対象は小諸施設だけになっている。(長野県、信濃毎日新聞社)