2010.10.29 21:09 産経
「国内にいると、迷惑かけてしまう」と鳩山氏 積極外遊の言い訳?
鳩山由紀夫前首相は29日夜、大阪市内のホテルで開かれた平野博文前官房長官の政治資金パーティーであいさつし、「国内にいると迷惑をかけてしまうのではないかとの思いがあり、努めて海外で行動するようにしている」と述べ、自身の資金管理団体「友愛政経懇話会」をめぐる偽装献金事件を、最近の積極的な外遊の“言い訳”に使った。
鳩山氏は8月以降、中国、ロシア、米国、韓国、ベトナムを訪問。ただ、10月に入って、偽装献金事件に関し、国会答弁では「ない」としていた帳簿のコピーが鳩山氏側に保管されていた疑惑が発覚しており、党内には「外遊は身ぎれいにしてからの方がいい」(ベテラン)との批判も出ている。