ページ

2012/02/03

IMFの篠原尚之副専務理事、日本からの資金拠出に期待

IMF資金基盤強化、日本政府もいろいろ検討してくれていると理解=篠原IMF副専務理事
2012年 02月 3日 14:12 JST

 [東京 3日 ロイター] 国際通貨基金(IMF)の篠原尚之副専務理事は3日、都内で会見し、IMF資金基盤強化について、日本政府もいろいろ検討してくれていると理解している、と述べた。
 また、日本国債は安定しているが、欧州・米国ソブリンとの連動性には注意が必要だ、との認識を示した。


 *この記事の詳細はこの後送信します。新しい記事は見出しに「UPDATE」と表示します。




IMF、日本の資金拠出に期待 篠原副専務理事
2012/2/3 19:18
 国際通貨基金(IMF)の篠原尚之副専務理事は3日、都内で記者会見した。欧州支援のためIMFが検討している5000億ドル(約38兆円)規模の資金基盤強化策について、「日本政府でもいろいろ検討してくれていると思う」と述べ、日本からの資金拠出に期待をにじませた。

 副専務理事は「IMFの理事会で議論し、(強化策の)全体の枠組みについておおむね合意があった」と明かした。そのうえで「資金拠出してくれる国がどれくらいあるのか、拠出の方法をどうするかの議論を各国と始めている」と語った。

 日本政府が取り組んでいる消費税率の引き上げについては「歓迎する」と述べた。ただ、財政健全化のためには「最終的に15%くらいまで上げていくのが考えられる」とも指摘し、追加の引き上げが必要との認識を示した。


http://www.nikkei.com/news/latest/article/g=96958A9C93819481E2E1E2E1918DE2E1E2E0E0E2E3E09797E0E2E2E2