民主党の小沢一郎元代表は17日夜、都内で開かれた自身のグループ議員の後援会会合に出席した。参加者によると、尿管結石の病状を問われ「(体内に残っていた)石は知らない間に出た」と説明したという。
小沢氏は6日夜に都内の自宅から救急車で病院に搬送された。退院時には石が残ったままだったが、担当医師の判断で10日に退院していた。
会合で、小沢氏は「(政府は)増税、増税と言っているが、その前にやるべきことがたくさんある」と増税論をけん制した。(共同)
[2011年10月17日22時46分]
小沢元代表:尿管結石「知らない間に出ていた」と語る
民主党の小沢一郎元代表は17日夜、東京都内で開かれた同党衆院議員の後援会の会合に出席し、患っていた尿管結石について「知らない間に(石が)出ていた」と語った。出席者が明らかにした。体調も良くビールを飲んでいたという。元代表は、強制起訴された政治資金規正法違反事件の初公判が行われた6日深夜に腰の痛みを訴えて入院。尿管結石と診断されたが10日に退院し、14日の第2回公判には出廷していた。
元代表は会合で、東日本大震災からの復興のための増税方針に言及。「増税、増税と言っているが、その前にやるべきことがたくさんある。無駄遣いをなくすべきだ」と語った。【葛西大博】
毎日新聞 2011年10月17日 22時55分