千葉県水道局は27日、ちば野菊の里浄水場と栗山浄水場(いずれも松戸市)の共通の排水処理施設で17日に採取した汚泥から、1キログラム当たり5390ベクレルの放射性セシウムと300ベクレルの放射性ヨウ素を検出したと発表した。北総浄水場(印西市)で採取した汚泥からも、2650ベクレルのセシウムと685ベクレルのヨウ素を検出した。
4月16日以降、水道水から放射性物質の検出はなく、県は「安心して飲用できる」としている。汚泥は今月23日から搬出を中止し、処理施設などで保管しているという。
3カ所の浄水場は、市川市や船橋市など千葉県北西部を中心に給水。県が所有、管理し、排水処理は民間資金活用による社会資本整備(PFI)で運営している。
2011/05/27 19:19 【共同通信】
汚泥からセシウム 松戸と印西の3浄水場
2011年05月28日10時09分
千葉県水道局は27日、松戸市と印西市の3浄水場の排水処理施設で17日に採取した汚泥から、最大で1キログラム当たり5390ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。
ちば野菊の里と栗山の2浄水場の共通の排水処理施設(松戸市)からはセシウム5390ベクレル、ヨウ素300ベクレルを検出。北総浄水場(印西市)の排水処理施設からもセシウム2650ベクレルとヨウ素685ベクレルが検出された。両施設ともPFIで運営する民間事業者が検査を実施した。
水道水については、4月16日以降の検査で放射性物質が検出されておらず、同局は「安心して飲用できる」としている。