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2011/05/26

【海水注入問題】枝野官房長官、東電は事実関係を正確に把握して報告・伝達してもらわないと我々も対応に苦慮するし何より国民が不審に思うと苦言を呈す

「東電は正確な報告を」 海水注入問題で枝野官房長官
2011年5月26日16時56分
 福島第一原発事故で東京電力が同原発1号機への海水注入を中断していなかったと発表したことについて、枝野幸男官房長官は26日夕の記者会見で「(東電は)事実関係を正確に把握して報告してもらわないと、国民が不審に思う。正確な事実関係の把握の上で、正確な報告をいただきたい」と求めた。

 枝野氏は「東電でなぜそういう間違いになったのかは、経済産業省原子力安全・保安院を通じて詳しく聞かないといけない」と述べ、東電内の指揮系統のあり方などについて調査する考えを示した。






官房長官、東電の海水注入継続「事実関係の正確な把握と報告を」
2011/5/26 16:56
 枝野幸男官房長官は26日午後の記者会見で、東京電力が福島第1原子力発電所1号機への海水注入を中断せずに継続していたことが判明したと発表したことについて「注入の継続うんぬんの是非は別として、事実関係を正確に把握して報告・伝達してもらわないと我々も対応に苦慮するし何より国民が不審に思う」と苦言を呈した。

 そのうえで「なぜそういった間違いになったのか、詳しく原子力安全・保安院を通じて聞かなければならない。東電からはきちんと事実関係を把握した上で正確な報告をいただきたいし、仮に新たな事実関係が判明した場合には直ちに報告してほしい」と強調した。〔日経QUICKニュース〕