2011.3.27 00:12
シンガポールの農畜産物管理庁は26日、東京都と神奈川県で生産された野菜から放射性物質が検出されたため、関東全域の野菜と果物を輸入停止にすると発表した。
同庁によると、25、26両日に輸入した神奈川県産のキャベツと東京都産のネギから放射性物質が検出された。
サンプル調査の結果、キャベツとネギから基準値を大きく上回るヨウ素131を検出。キャベツからはほかにセシウム134とセシウム137も検出された。
同庁はこれまでに福島、茨城、栃木、群馬、千葉、愛媛の6県の産品輸入を停止。日本国内では埼玉産の野菜からも放射性物質が検出されたことから、野菜と果物については関東全域からの輸入停止に踏み切った。(共同)