東日本大震災に伴う福島第1原発事故を受け、南米エクアドルとベネズエラ、中米パナマの各政府筋は東京の在日大使館の機能を一時的に関西に移転したことを明らかにした。スペイン通信が21日報じた。同通信は、原発事故後に大使館機能の移転を決めた国はドイツなど24カ国に上ったとしている。
エクアドルとベネズエラは大阪に、パナマは神戸に機能を移転、中米グアテマラの大使館も領事機能を京都に移した。また、南米コロンビア政府が派遣した航空機で在日コロンビア人120人が近く帰国するほか、ベネズエラの航空機で在日キューバ人やエクアドル人らが日本を脱出するという。(共同)
[ 2011年3月22日 10:58 ]