2011年3月13日 11時36分
政府は13日、東日本大震災を受けて中国からの緊急援助隊を受け入れることを決めた。中国からの緊急援助隊受け入れは初めて。また外務省によると、支援の申し出があったのは午前9時現在で、計69カ国・地域と5国際機関に上った。
中国の隊員15人は13日朝にチャーター機で出発した。新華社電によると、レスキュー隊員7人と医者1人も含まれており、被災地では生存者の救助活動に当たるほか、電気、通信などの供給を支援する。隊員の一人は「救助活動の難度は高いが、四川やハイチなどで(大地震の)救援に参加した隊員も多く、任務を遂行できると信じている」と話した。
国際救援隊は2001年4月に設立され、隊員は480人。地震などで生き埋めになった被災者の救助を主な任務としている。
(共同)