計画停電が実施されている東京電力管内で夏場の電力不足解消のため、蓮舫節電啓発担当大臣は今後、サマータイムやフレックスタイムの導入も検討していく考えを明らかにしました。
「サマータイム、あるいはフレックスタイム(時差勤務)に誘導していくための税制とか電気料金とか、どういう組み合わせが考えられるのか抜本的に見直していくきっかけにもしていきたい」(蓮舫大臣)
蓮舫大臣は、夏場の電力不足を計画停電のみでは補えない可能性があるため、標準時刻を一時間程度進めるサマータイムや、出勤時間などを各自の裁量に任せるフレックスタイムの導入で節電を目指すとし、その促進のための優遇税制の適用や電気料金の見直しを検討する考えを示しました。
現在、東京電力管内での電力需要はピーク時でも3000キロワット台を推移していますが、夏場には6000キロワット程度まで上昇するため、さらなる電力不足が起こる可能性が指摘されています。(22日18:33)